2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧
法律の勉強はなぜ独学が難しいのか? 司法試験予備校に通うとなると100万円前後の費用が掛かることがざらにあります。 100万円支払えば、合格できるのかというとそれも定かではありません。現実問題、100万で合格にたどり着けた人の方が少数だと思います。 …
法の世界における多くの議論は7つの見方で整理できます 法律の勉強が嫌になる理由は、「覚えることが多すぎる」「論点が複雑すぎて理解できない」ですよね。 しかしながら、それを乗り越えていかなければ予備試験・司法試験合格という目標を達することもで…
刑訴法の添削例を公開 法学の基礎基本を押さえれば、正の連鎖が始まる? 今回は、刑訴法の答案添削例を一部公開したいと思います。添削したのは、司法試験・予備試験の過去問ではなく、某法科大学院の過去問です。 ABprojectでは法科大学院生・法学部生の課…
多くの受験生がぶつかる物権の壁 結局大事なのは権利をイメージする力 今回も質問回答シリーズです。 ある受講生の方から「占有改定と指図による占有移転がどういうものかよくわからない」と悩み相談を受けました。 確かに多くの受験生が困るポイントです。…
法律効果を分析する 基本原則から考えるとはどういうことか? 以前、添削指導中に以下のような質問を受けました。 「『譲渡制限特約が付いている債権も譲渡可能』と解説に書いてあるのですが、これはどういう意味ですか?」 譲渡制限特約とは民法467条2項の…
択一式試験で悩む受験生向け 解説を読んで終わりにしてませんか? 今回は、択一式試験の勉強の仕方をご紹介したいと思います。 択一式試験の勉強というと、多くの方が「問題を解く⇒解説を読む」という手順を踏むと思います。それ自体は問題ないのですが、多…
民法の論文式試験で家族法が問われた? 未知の論点が出たらどうすればいいのか? 平成30年予備試験民法第2問では、「財産分与」というワードが出てきたため一瞬戸惑った受験生も多かったと思います。 もっとも、結局は基本知識から考えれば合格レベルの答案…
問題の根源は基礎基本の不理解にある 簡単なようで難しい基礎基本 今回も平成30年予備試験民法からです。設問1ではAのCに対する請求の根拠を説明することが求められています。 法律関係の成り立ちを説明させるという非常にいい問題だと思います。法律の基礎…
平成30年予備試験民法 要件効果という基本、忘れてませんか? 今回は平成30年予備試験民法です。民法は多くの受験生がよく勉強しているように思います。「民法を制する者は司法試験を制する」とはよく言われるところです。 もっとも、勉強しているのは表面的…
ABprojectでは短答式試験も単なる暗記では終わらせません 法律系資格試験に臨む多くの受験生は短答式試験を知識の有無だけで処理しがちです。 短答対策といっても必要な知識があったかなかったかの確認で済ませてしまいがちです。 正直それはもったいないと…
行政法の主張反論形式 違法認定されるとはどういうこと? 今回は平成30年予備試験行政法最終章です。 設問2では原告と被告の主張を対立させながら、本件勧告の違法性を検討せよと求められています。 原告と被告の主張対立を明示しながら論述させる形式は他…
個別法の読み方講座? 意味が分かりません 今回も平成30年予備試験行政法です。 設問2に入りました。 本件勧告の適法性を考える問いですが、まず問題はいかなる規範でその適法性を考えるかということです。そして、そのためには、規範を導く根拠条文をきち…
最難関行政法のあてはめ問題 カギは事前準備にある 今回も平成30年予備試験行政法の設問1からです。 昨日は、規範に関する添削例を出しましたが、今回はあてはめです。 ※昨日のブログはこちら!! abproject.hatenablog.jp 具体的な答案の内容は割愛してい…
平成30年予備試験行政法! 懇切丁寧な過去問添削 今回は、平成30年予備試験行政法の添削例をご紹介します。 本件勧告と本件公表の処分性を問う出題でした。処分性というと多くの受験生がその定義を正確に書きますから、規範レベルで相対的な差が付くことはあ…
令和元年行政法の過去問添削、最終章へ!! 令和元年行政法の設問2(2)はズバリ裁量権の逸脱濫用について問われていました。 誘導文の中に考慮すべき事情も多く、制限時間も厳しい中で多くの受験生が意外と苦労したのではないかと思います。 「なかなかう…
令和元年司法試験公法系第2問、行政法の続き!! 令和元年行政法の一番の難ポイントは設問2(1)だったと思います。この点に異論はないでしょう。 司法試験受験生の多くは「いかに得点するか」を考えがちですが、これは誤りです。 司法試験は色々な場所で…
今回も令和元年司法試験公法系第2問から!! 違法性の承継に関する規範・あてはめに関する添削指導例です。 規範というと判例通説の規範を正確に書きなさいという指導がなされがちですが、 ABprojectでは単なる暗記を避ける指導を徹底しています。以下では、…
今回は令和元年公法系第2問の添削例をご紹介 令和元年の行政法は設問1で違法性の承継が出題されました。 司法試験受験生ならだれでも知っているであろう基本論点についてどう書くべきか、他の受験生に差を付けられてはいけない部分だからこそ理由付けの仕方…
平成30年予備試験憲法の添削例、いよいよ最終章になります。 私見部分についての添削ですが、出来ていない部分には厳しい突っ込みが加えられています。もっとも、どう修正すればいいのかというフォローがとても丁寧なのが他の予備校添削との質の違いを象徴し…
前回に続き平成30年予備試験憲法の添削例をご紹介します。 憲法答案で多くの人が悩むのは「原告と被告の主張で何をどの程度書けばいいのか」という点です。ABproject では、議論の基本的な枠組みをわかりやすく紹介しながら、何をどの程度書くべきか、ズバリ…
平成30年予備試験憲法の添削例紹介!! ABproject では、司法試験・予備試験の添削指導を中心に多くの法学習者をサポートしています。以下は、平成30年予備試験憲法の答案添削例です。 「法律上の争訟性について言及し」という設問の問いにどう答えるべきか…
世の中には二種類の人間しかいません。大量の情報から本質を見抜ける人と本質を聞かないとわからない人です。 偏差値70以上の人と乳幼児は、前者です。あとは全員後者です。この判断を誤って司法試験に合格しない人が多すぎるこの世の中です。 当サービスは…