平成30年予備試験過去問添削例
民法の論文式試験で家族法が問われた? 未知の論点が出たらどうすればいいのか? 平成30年予備試験民法第2問では、「財産分与」というワードが出てきたため一瞬戸惑った受験生も多かったと思います。 もっとも、結局は基本知識から考えれば合格レベルの答案…
問題の根源は基礎基本の不理解にある 簡単なようで難しい基礎基本 今回も平成30年予備試験民法からです。設問1ではAのCに対する請求の根拠を説明することが求められています。 法律関係の成り立ちを説明させるという非常にいい問題だと思います。法律の基礎…
平成30年予備試験民法 要件効果という基本、忘れてませんか? 今回は平成30年予備試験民法です。民法は多くの受験生がよく勉強しているように思います。「民法を制する者は司法試験を制する」とはよく言われるところです。 もっとも、勉強しているのは表面的…
行政法の主張反論形式 違法認定されるとはどういうこと? 今回は平成30年予備試験行政法最終章です。 設問2では原告と被告の主張を対立させながら、本件勧告の違法性を検討せよと求められています。 原告と被告の主張対立を明示しながら論述させる形式は他…
個別法の読み方講座? 意味が分かりません 今回も平成30年予備試験行政法です。 設問2に入りました。 本件勧告の適法性を考える問いですが、まず問題はいかなる規範でその適法性を考えるかということです。そして、そのためには、規範を導く根拠条文をきち…
最難関行政法のあてはめ問題 カギは事前準備にある 今回も平成30年予備試験行政法の設問1からです。 昨日は、規範に関する添削例を出しましたが、今回はあてはめです。 ※昨日のブログはこちら!! abproject.hatenablog.jp 具体的な答案の内容は割愛してい…
平成30年予備試験行政法! 懇切丁寧な過去問添削 今回は、平成30年予備試験行政法の添削例をご紹介します。 本件勧告と本件公表の処分性を問う出題でした。処分性というと多くの受験生がその定義を正確に書きますから、規範レベルで相対的な差が付くことはあ…
平成30年予備試験憲法の添削例、いよいよ最終章になります。 私見部分についての添削ですが、出来ていない部分には厳しい突っ込みが加えられています。もっとも、どう修正すればいいのかというフォローがとても丁寧なのが他の予備校添削との質の違いを象徴し…
前回に続き平成30年予備試験憲法の添削例をご紹介します。 憲法答案で多くの人が悩むのは「原告と被告の主張で何をどの程度書けばいいのか」という点です。ABproject では、議論の基本的な枠組みをわかりやすく紹介しながら、何をどの程度書くべきか、ズバリ…
平成30年予備試験憲法の添削例紹介!! ABproject では、司法試験・予備試験の添削指導を中心に多くの法学習者をサポートしています。以下は、平成30年予備試験憲法の答案添削例です。 「法律上の争訟性について言及し」という設問の問いにどう答えるべきか…