予備試験に合格した私だから伝えられる!法学の基礎基本!

予備試験・司法試験の合格を目指していた私が法学の基礎基本とは何か…ということに悩み苦しんだ結果、たどり着いた答えを書き綴っていきたいと思います!難しい論点を解説しようとはしていません。法律の資格試験に合格するのに必要なことは法学の基礎基本を見極め、理解することだけです!

商法課題テスト直前記念 会社法攻略と「気づく」ことの重要さ

無理に解決策を探さなくても・・・

商法課題テスト①は2020年11月30日公開予定です。

今回は、その直前記念ということで会社法攻略のカギをご紹介します。とは言っても、「会社法だから・・・」と特別な対策を授けることはできないかもしれません。

いつもお伝えしている「条文から考える」が身についていれば、怖いものは何もないからです。会社法まで細かい知識を体得している受験生はあまりいません。「みんなにとって難しい問題」は、基本姿勢が身についているか否かで差が付くのです。

 

abproject.hatenablog.jp

 

さて、今回は「気付く」ことの重要さについて書きたいと思います。

人が一番成長できるチャンスは、成長するために何をすればいいか気付いた時だと思います。気付きがないまま「言われたことをやるだけ」「誰かがやっていることを真似するだけ」という状態ではあまり進歩はありません(もちろん、「とりあえずやってみる」ことは大事なことなので、やらないよりはやった方がいいでしょう)。

目標を達成したい、成長したいと思うのであれば、まず「気付き」を大切にしましょう。

 

もっとも、今回お伝えしたいのは「気付き」そのものに成長を促す力があるということです。多くの方は「気付き」をきっかけに問題の解決策を見出すことを成長のポイントだと考えていると思います。

しかし、必ずしもそうではないようです。とりあえず「気付く」だけでも、自分の中に自然発生的な変化が生じるのです。

 

例えば、仏教の教えでは「自分の心を観察する」ということが強調されます。怒りや悩み、悲しみなど、自分をかき乱す感情を解決しようとするのではなく、まずは怒っている自分、悩んでいる自分、悲しんでいる自分を見届けようというのです。ただそれだけのことで怒りや悩みなどは、自然と落ち着いていきます。

仏教の教えは胡散臭いという方は、このような例なら受け入れてもらえるでしょうか?物理学の一分野である量子論での話です。二重スリット実験という有名な実験があります。これは、光の性質が波動なのか粒子なのかを調べるために行われたものです。

詳しくはこちら↓↓

www.hitachi.co.jp

 

ここでお伝えしたいのは、光が波動なのか粒子なのかということではありません。ここでお伝えしたいのは、この実験過程で新たに感知装置を設置した途端、実験結果に変化が生じたということです。

つまり、「感知装置の設置=観測の開始」とともに、観察対象の性質に変化が生じてしまったということです。肉眼でとらえることのできないようなミクロの世界では、「観測した」という行為だけでも、その結果に明らかに影響が出てしまうのです。

私たちは、ミクロの物質の集積に違いありませんから、同じような現象が生じても不思議はないはずです。

ある問題を解決するために具体的な方策をとらなくても、ただそれに気づき注目するだけで、少なくとも何かしらの変化は起こり得るということです。

 

とはいえ、「気付く」というのはなかなか難しいものです。昨今、「コーチング」が流行していますが、こういったものが流行するのも自分自身で「気付く」ことの難しさの現れだと思います。

では、どうすればいいか。以下の点を意識してみてはどうでしょうか?

 

①直感を信じる

「考えすぎ」は無意識のうちに視野を狭くします。「よく考えることはいいこと」という固定観念を持っている人が多いように思いますが、結果を残せる人ほど、「案ずるより産むが易し」の精神に生きている気がします。

②目先の結果にこだわらない

「効率的・合理的」という言葉に踊らされていませんか?人生100年と考えれば、必ずしも短期的な利益ばかりを求める必要はないと思います。逆に短期的な利益を求めながら、思う通りに行かないことでより視野が狭くなってしまっていませんか?

一見無関係なことが実は後の大きな「気付き」に結びついていることはよくある話です。そもそも、自分に必要のない無駄なことは人生の中で起きないと考えることもできます。自分の行動のわずか5%しかコントロールできない「意識」が指し示す結果ばかりを求めても、大きな成長は望めないかもしれません。

③好奇心を持って行動する

上述の通り、自分に必要のないことは人生の中で起きないと考えることができます。つまり、目の前で起きていることは自分に対する何かしらのメッセージです。どんなメッセージなのか、好奇心を持って接してみることは、自分の視野を広げ豊かな感性を育みます。

法律をマスターするためには、当然法律の勉強に力をいれる必要があると思います。しかし、予備試験・司法試験の上位合格者には、法律以外にもオタクと呼べるほど詳しい分野を持っている方が多いように思います。分野に関わらず育まれた「好奇心」という武器が多くの「気付き」をもたらし、結果的に大きな成長につながっているということに疑いの余地はありません。

繰り返しますが、人生に無駄はないのです。

 

次回のブログでは、商法課題テスト①を始めていきます。

それでは。

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商法課題テスト直前記念 「ナンバリング」が教えるメッセージ

なぜナンバリングをするのか?

①法文書の形式に合わせて答案を作成するという慣行

②採点者のために答案を読み易くする

③解答者の思考構造を明確にする

これらのうち①しか意識していない人はいませんか?

②を意識している人は、それなりにいるかもしれません。

気付いてほしいのは③です。ナンバリングの仕方を含む「答案の見た目」だけで、答案の出来はだいたい予想できます。ナンバリングが的確な答案は、往々にして解答の論理も整理されています。ちなみに、誤字脱字や修正等が少ない答案も「きちんと書けている答案」であることが多いです。

採点者がこのような印象(ある種の先入観とすら言えるかもしれません)を持っているということの重大さに気付いてください。予備試験・司法試験の採点にかけれられる時間は、一答案あたり10分~20分程度だそうです。「パッと見の印象」に左右される可能性は十分にありうるでしょう。

「たかがナンバリング、されどナンバリング」です。ナンバリングを含めて答案用紙上に表れている全ての情報が採点されていることを意識してほしいと思います。

 

本日は、商法課題テストのテスト範囲を公開します。

 

・商法の基本理念

・実質的意味の商法と形式的意味の商法とは

・実質的意味の商法の基本理念とは

民法における原則との関係性

 

 商法編

・商法商法典の適用範囲

・一般法と特別法

・商行為とは

・商人とは

・いつから商人となるのか

・商行為をめぐる特別規定

・商行為の代理とは

・商事売買をめぐる特別規定

 

・商業登記

・商業登記とは

・商業登記と民法112商業登記と会社法354

・不実の登記とは

 

・商号

・商号とは

・商号の登記と譲渡

・商号に伴う権利

・名板貸とは

 

・商業使用人

・商業使用人とは

・支配人とは

・表見支配人とは

 

・代理商仲立営業問屋営業匿名組合

・代理商とは

民法の基づく代理との比較

・仲立営業とは

・問屋営業とは

匿名組合とは

 

・営業譲渡

・営業譲渡とは

・営業譲渡をめぐる条文

 

 手形小切手法編

・手形

・有価証券とは

・無因証券と有印証券

・手形とは

約束手形為替手形

・手形の振出とは

・権利外観理論民法942項参照

・他人による手形振出とは

・白地手形とは

・手形の裏書とは

・裏書禁止手形とは

・善意取得とは民法192条参照

・人的抗弁の切断とは民法468条参照

・手形の支払とは

・支払人の免責とは民法479条参照

・支払猶予とは

・遡及とは

・手形債権の消滅時効とは民法166条以下参照

・手形とその原因関係

・手形行為独立の原則

・手形保証とは民法446条以下参照

 

・小切手

・小切手とは

課題テスト

 

 会社法

会社法

会社法の必要性

会社法の理念実質的意味の商法の基本理念参照

 

10会社法における権利義務の主体

・会社とは民法の自然人・法人・権能なき社団参照

・法人の権利能力の制限民法34条参照

・法人格否認の法理

・会社の種類

 

11・会社の商号使用人代理商事業譲渡登記

・商法との比較

・特別決議を欠く事業譲渡の効力とは

・事業譲渡が無効である場合の主張権者とは

 

12・株式会社の設立手続き

・株式会社とは

・会社の設立とは

・発起設立と募集設立

・定款とは

・定款自由の原則とは

・出資の履行とは

・資本金とは

・資本金に関する原則

・設立中の会社とは

・設立中の会社段階で行われた法律行為の効果帰属

・設立に関する法的責任

・設立無効とは

・設立無効の訴えとは

・会社の不成立及び会社の不存在とは

課題テスト

 

13・株主

・株主とは

・自益権と共益権

・単独株主権と少数株主権

・株主間接有限責任とは

・株主平等の原則とは

・一株一議決権の原則

・株主平等原則の例外

・単元株制度とは

・株式とは

・株式の種類

・株券とは

・株券不発行の原則

・株主名簿とは民法対抗要件参照

・株式譲渡自由の原則とは

・株式譲渡の方法

・株式譲渡の制限

・株式譲受人の保護

・自己株式とは

・自己株式の取得と保有と処分

・株式の消却とは

・株式の併合とは

・株式の分割とは

・株式の無償割当とは

課題テスト

 

14・株式会社の機関総論

・会社の機関とは

所有と経営の分離とは

・機関設計自由の原則

株主総会とは

・取締役とは

・取締役会とは

代表取締役とは

監査役とは

監査役会とは

・会計参与とは

・会計監査人とは

・委員会とは

・指名委員会とは

・監査委員会とは

・報酬委員会とは

・執行役とは

・代表執行役とは

 

15株主総会

株主総会の招集手続とは

・招集権者とは

・招集通知とは

株主総会の権限とは

株主総会の決議とは

・株主の議決権とは

・議決権の行使方法とは

・議決権保護を目的とした制度とは

株主総会決議の瑕疵とは

・決議不存在の訴えとは

・決議無効の訴えとは

・決議取消しの訴えとは

 

16・取締役及び取締役会

・取締役の選任手続とその要件とは

・取締役と会社との関係とは

・取締役会非設置会社と取締役会設置会社とは

・取締役の権限取締役会非設置会社と取締役会設置会社の違いとは

・取締役の義務とは

・取締役の退任及び解任とは

・取締役会の権限とは

・取締役会の内部統制システムとは

・取締役会の招集手続きとは

・取締役会の招集権者とは

・取締役会の招集通知とは

・取締役会の決議とは

・取締役の議決権とは

・議決権の行使方法とは

・取締役会決議の瑕疵とは

代表取締役の権限とは

・有効な決議に基づかない代表取締役の行為の効果とは

代表取締役の選任及び終任とは

・表見代表取締役とは表見支配人参照

・取締役が行う取引の制限とは

・取締役の報酬等の決定手続きとは

・取締役の報酬決定後の変更の可否

・取締役の会社に対する法的責任とは

経営判断の原則とは

・取締役の第三者に対する法的責任とは

・取締役の行為をめぐる株主保護の制度とは

課題テスト

 

17・会計参与

・会計参与の選任と解任

・会計参与の報酬

・会計参与の権限とは

・会計参与の法的責任とは

・会計参与と会計監査人との違いとは

 

18監査役及び監査役会

監査役の選任手続とは

監査役の退任手続とは

監査役監査役会の意見陳述権

監査役監査役会の同意権とは

監査役監査役会の議案提出請求権とは

監査役の権限とは

会社法3891項に基づく例外

監査役の義務とは取締役の義務参照

監査役の報酬等の決定手続きとは

監査役の会社に対する法的責任とは

監査役の第三者に対する法的責任とは

監査役の行為をめぐる株主保護の制度とは

監査役会の権限とは

監査役会の招集手続と決議

 

19・会計監査人

・会計監査人の選任及び退任手続とは

・会計監査人の権限とは

・会計監査人の会社と第三者に対する法的責任

・会計監査人と監査役の関係

 

20委員会設置会社

委員会設置会社とは

・執行役の選任と解任

・執行役の権限とは

・執行役の義務とは

・取締役会と委員会との関係性

課題テスト

 

21・株式による資金調達

・募集株式の発行等とは

・募集株式の発行とは

・自己株式の処分とは

・募集株式の発行等の手続とは

・株式の割当方法

・株式の有利発行とは

・募集事項の通知と公告とは

・募集株式の発行等をやめることの請求とは

・新株発行無効の訴え及び不存在の確認の訴えとは

・自己株式処分の無効の訴え及び不存在の確認の訴えとは

・募集新株予約権とは

・募集新株予約権の発行手続きとは

・募集新株予約権の行使方法とは

・募集新株予約権の有利発行とは

・募集新株予約権の募集事項の通知と公告とは

社債とは

社債の発行手続きとは

社債管理者とは

社債権者集会とは

・募集新株予約権の発行をやめることの請求とは

課題テスト

 

22・剰余金の配当

・剰余金の配当とは

・違法配当とは

 

23・会社の基礎の変更

・合併とは

・合併自由の原則とは

・吸収合併とは

・新設合併とは

・反対株主の株式買取請求権及び新株予約権買取請求権とは

・債権者保護手続きとは

・吸収合併及び新設合併無効の訴えとは

・簡易手続及び略式手続による合併とは

・事業譲渡とは商法の営業譲渡参照

・簡易手続及び略式手続による事業譲渡等とは

・会社分割とは

・吸収分割とは

・新設分割とは

・簡易手続及び略式手続による分割とは

株式交換とは

・簡易手続及び略式手続による株式交換とは

・株式移転とは

・親子会社とは

・定款変更とは

・組織変更とは

 

24持分会社

・合名会社とは

合資会社とは

合同会社とは

課題テスト

 

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刑訴法課題テスト⑤正解発表 予備試験合格者のやる気を出す方法

あくまで経験談の一つとしてお楽しみください

昨日のブログではやる気が出ない原因とその対処法をご紹介しました。今日は、私自身の経験談をほんの少しお伝えしようと思います。

予備試験合格後、司法試験まではただの「ラストスパート」で、そこに至るまでの期間に比べれば「秒で」すぎる程度の時間だったので、あまり苦労した記憶がありません。一方、予備試験受験生期間は、永遠に同じ日が続くかのような先が見えない毎日でやる気を出すのに苦労していました。

 

・やる気が出ないときの対処法

①とりあえず問題を解く

やる気が出ないときにテキストを読んだり、判例集を読んだりする勉強をしても一向に進みません。そんなときは、「過去問を解く」ようにしていました。過去に解いたことがある問題だと比較的サクサク進んでいきます。その「サクサク」感が調子を取り戻させてくれました。

②一日休む

受験生にとって丸一日休むことはかなり勇気のいることだと思います。どこかで「休むことはいけないこと」という固定観念があるからだと思います。

しかし、冷静に考えて一日休んだくらいで大して成績は変わらないと思いませんか?今日学んだうちどれだけの範囲が本番の試験で出題されると思いますか?

一日勉強しないことは長い目で見ると大したダメージではありません。それより、やる気が出ない数日間(場合によってはさらに長期にわたって・・・)を過ごす方がよっぽど不利益です。

③音楽を聴く

音楽にはかなり助けられました。「動き始めの音楽」はやる気が出ないときの必須アイテムだったように思います。聴く以外にも、楽器を鳴らしたり、歌を歌ったりもしました。「静かな環境でじっとしている」勉強時間とは出来るだけ違う時間を作ること、生活のバランスをとることが大事だったように思います。

ただ、その使い方には注意が必要なようです。

benesse.jp

④人と話す

③と同じような理由でやっていました。法律の勉強はどうしても「一人で考える」時間が不可欠だと思います。しかし、「一人で考えすぎる」ことは、脳に負のエネルギーをため込んでしまうことがあるように思います。

誰かと勉強の話をするだけでなく、全く中身のない話をすることも脳にいい刺激をくれます。脳の健康状態を保つのに「他人」の存在は不可欠だということを受験生時代に強く感じました。

人は一人では生きていけないものです。勉強する以前に「人として生きる」ということを大事にした方がいいのかもしれません。

⑤To do リストを作る

2020年10月16日の記事でお伝えした「使える」To doリストはやる気を出すのにも役立ちます。

 

abproject.hatenablog.jp

  脳はあらかじめやることが決まっている方が動き出しやすい習性があります。この点に鑑みれば、あらかじめ取り組むべきタスクを決めておけば、その分動き出しは容易になるはずです。

また、あらかじめやることを決めておいて(できる範囲で決めることがポイントです)、それをクリアしていくことは「小さな成功体験」の積み重ねです。これは「自己肯定感」を育むための最も重要で効果的な方法です。

きちんと育った自己肯定感を持つことは、「進みたい道を進む」ために不可欠な要素だと思います。

 

それでは、刑訴法課題テスト⑤の正解と出題者の一言です。

刑訴法課題テスト⑤の問題はこちらから!!

 

 

abproject.hatenablog.jp

 

問1→×

(出題者の一言)一事不再理効の話です。逮捕勾留一回性の原則と根本的な構造は同じだと思います。共通する構造的イメージを持ちつつ、看板を入れ替えるだけと考えれば、新しい知識も楽にインプットできませんか?

 

問2→○

(出題者の一言)条文にあてはめるだけの比較的簡単な問題です。このような問題を通じて、「条文の文言を解釈する+事実をあてはめる」という基本フォーム(法的三段論法)を身につけてほしいと思っています。

 

問3→×

(出題者の一言)条文にあてはめるだけで処理できる問題、条文にあてはめて処理できない問題が含まれています。それぞれの処理方法をぜひ学んでください。この区別は、論点抽出までの流れを作るのに非常に重要なポイントです。

 

問4→○

(出題者の一言)「なぜ免訴判決されるに至ったのか?」に気付けるかがこの問題のポイントです。問題文に日時が含まれている場合、期間制限に関する問題が隠れていることを疑いましょう。そして、免訴判決の要件(条文)と照らし合わせれば・・・。

 

問5→×

(出題者の一言)少々細かい知識問題ですが、条文を知っていれば解ける問題なので、もし本番で問われたら落としたくない問題です。予備試験の刑訴法は満点も狙える科目だと思います。刑法と合わせて得点源にしていきましょう。

 

これにて刑訴法課題テストは終了になります。

続いては、商法課題テストに入ります。商法課題テストは2020年11月30日開始予定です。テスト範囲は、2020年11月27日公開予定です。

お楽しみに!!

 

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刑訴法課題テスト⑤ 「何だかやる気が出ないな・・・」という時に読んでください

「合格したい」と思っているにどうしてやる気が出ないのか・・・

長い受験勉強の過程で「やる気(モチベーション)」と上手く付き合っていくことは、受験生必須のテクニックだと思います。「自分は大丈夫!」という方は、この記事を読む必要はありません。どんどん勉強を進めてください。

一方、「『合格したい』とは思っているんだけど、どうもやる気が出ない」という方はぜひこの記事を読んで勉強習慣を見直してみましょう。

 

・なぜやる気が出ないのか?その対処法は?

①勉強以外にしたいことがある

「ゲームがしたい」「映画を見たい」などなど、勉強よりも趣味に時間を割きたいという気持ちが勉強へのエネルギーを妨げていることがあります。特に「やりたいことを我慢する」という習慣がついてしまっていると、無意識の中で「やりたい気持ち」が知らず知らずのうちに膨張しがちです。

⇒基本的に、「やりたいことはやりたいときにやる」という姿勢でいた方がいいと思います。無理に我慢しようとすると、大事な時に自分の心をコントロールできなくなるからです。「適度にやりたいことはやりつつ、勉強も続ける」というバランスが大切です。

②眠たい

睡眠は人間が生きるために不可欠の行為ですから、自分の心が「眠たい=睡眠が必要」を「勉強」よりも優先しようとするのは当然のことです。こう言っては何ですが、勉強なんかしなくても生きていけます。

⇒「眠たいときは寝る」が大事です。「眠たい目をこすりながら勉強する美学」をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、眠たい状態でできるような勉強は大した勉強ではないのではないでしょうか?難関試験になればなるほど、「いい状態での勉強」を追求する必要があると思います。

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③悩み・不安に襲われる

生きていれば勉強以外に考えることがいっぱいあります。そして、勉強がうまくいかない時ほど、悩み・不安に襲われるというのは、人間の性だと思います。

⇒今すぐ解決できる悩みはすぐに解決してしまうことをお勧めします。「誰かに相談する」「紙に書きだす」「具体的に行動する」など、方法はいろいろあります。

一番ダメなパターンは、漠然と悩み続けることです。悩み・不安から簡単に解放されないという心理はよくわかりますが、往々にしてそのような心理は「悩み・不安を欲する気持ち」が根底にあります。心当たりがある方は今一度自分を見つめなおしてみましょう。

④勉強内容が理解できない

「テキストを読んでもさっぱりわからない」という状態が続けば、当然やる気は下がります。わからないのに勉強するほど無駄に感じる時間はないからです。

⇒法律に関して言えば、あらゆる分野は有機的につながっています。全然関係なく見える分野でも、その根底では完全に分離できないつながりを持っているものです。

とすれば「とりあえずわかるところだけ」勉強していくという勉強戦略も、長い目で見れば、正しいと思います。わからなくて困ってしまったときは、潔くあきらめて別の分野を勉強することをお勧めします。

⑤シンプルに疲れている

疲れているときに休みたいと思うのは、人間として当然です。眠たいときに寝るのと同じことです。

⇒疲れている時は休みましょう。精神的な疲れ?肉体的な疲れ?自分自身ときちんと向き合ってすぐに解決できるレベルのうちに解決しましょう。合格を目指して勉強するのであれば、「休むことも仕事のうち」だと思います。皆さんの目標は「一秒でも長く勉強すること」ではなく「合格すること」なのですから。

 

それでは刑訴法課題テスト⑤の問題を公開します。

注意書き

 ・参照可六法等

 ・制限時間なし

 ・解答は記述式

 ・記述の構成要件→①正誤条文の適示問題となる要件問題の所在

 5問中4問正解で合格

 

 甲は令和元年以下)41(①)51(②)に賭博行為を行い、79、②の賭博の事実で逮捕、81日常習賭博罪で起訴されたがその後保釈された甲は、915日に有罪判決が言い渡され、930日に確定したが甲は保釈後の923(③)にも賭博行為を行っていたその後甲は、1124(④)に賭博行為をしたとして逮捕され捜査の結果、④のほか①③④の事実が判明するとともにこれらとの賭博とが常習賭博罪を構成することも明らかになった。「一罪の一部を構成する犯罪事実について前訴において有罪・無罪の判決が言い渡され確定した時は一罪を構成する残りの犯罪事実のうち前訴の第一審判決言い渡し時点までに行われた部分について確定判決の一事不再理の効力が及ぶ。」という見解を採ると、①③④をそれぞれ単純賭博罪として起訴することは可能である

正誤

理由付け

 

 強盗事件の公判において社会通念上一般に被害者の反抗を抑圧するに足りる程度の暴行があった旨の証明がないときは判決で無罪判決の言い渡しをしなければならない

正誤

理由付け

 

 目撃者Aの供述を録取した適法な供述者の署名押印なしがされている検面調書は第一審当時供述者Aが所在不明の場合その証拠能力を認め得る控訴審では明文上第一審において証拠とすることができた証拠を証拠とすることができるが第一審当時所在不明だった供述者が控訴審中に見つかった場合はもはや伝聞例外の要件を満たさないから当該検面調書は証拠から排除されなければならない

正誤

理由付け

 

 平成27813日頃芸能人Aの名誉を毀損したとの被疑事実につき281022名誉毀損刑法第230条第1として起訴され第一審では有罪判決が下された一方控訴審では名誉毀損罪は成立せず侮辱罪刑法第231の事実が認定されるにすぎないとしたため上告がなされた場合上告審では免訴判決がなされることになる

正誤

理由付け

 

 判決確定後の非常救済手段として現行法上有罪判決を受けた被告人の利益な方向にのみ救済する再審と事実誤認を修正する非常上告のつのみが規定されておりそれぞれの制度趣旨に照らし再審は被告人及びその代理人のみ非常上告は検事総長のみが行うことができると解される

正誤

理由付け

刑訴法課題テスト⑤の正解発表は明日2020年11月24日公開!

添削指導を受けることも「やる気」につながります!!

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刑訴法課題テスト④正解発表 法律論を「スムーズに」理解したい人へ

法律論の理解を妨げる5つの障害

さて、前回からの続きです。前回のブログをまだ読んでいないという方は下記リンクへどうぞ。

 

 

abproject.hatenablog.jp

 

 

 

何が法律論の理解を難しくしてしまっているのか?

その原因は、5つです。

①興味がわかない

難しい法律論を楽しく学び続けるのは容易ではありません。ある程度分かると「楽しい」と感じられることもありますが、そこに至るまでに挫折する人が多いのが現実です。興味を持てないまま勉強しても法律論を理解できるはずがありません。

②話の展開が予測できない

話の展開が予測できないまま学ぶことは、暗闇をライトなしで進むのと同じことです。目の前の一歩に精一杯になり、話の全体像をつかむこともままならないと思います。これでは、「理解」が進みません。

③思考パターンが身についていない

全ての法律論を自分で一から考えだすことは至難の業です。実際に勉強してみると、法律論にはある程度のパターンが存在することが分かります。そのパターンを身につけていないと、法律論の理解に人一倍時間がかかってしまうことになります。

 ④法理論を構造的に整理できない

人が物事を理解するためには、インプットされる情報が脳の思考構造に当てはまる必要があります。当てはまらない場合、情報は淘汰されたり、形を変えてインプットされます。つまり、理解しやすい形で構造的に整理できていないと法律論の理解は、叶わないことになります。

⑤知識の絶対量が足らない

法律論は、体系的に整理されていますから、ある知識の理解に別の知識が前提として必要になるケースは多々あります。そのため、知識の絶対量が不足すると、それだけで理解の障害となることは少なくありません。

 

これらの問題に対して如何にアプローチしていくかが、法律の勉強を楽にする「コツ」になります。

そこで私は「法学のコンパス」を作りました。

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以下は、目次の抜粋です。

・はじめに

・法を使う前提

・法の使い方

・法的な見方考え方

・理由付けの方法

・学習段階の螺旋的構造

・あとがき

 

「法学のコンパス」では、基本的な法的な見方・考え方にフォーカスして法律論を構造的にとらえるヒントをまとめました。「条文の使い方」という法律の基本中の基本を始点にして、論点抽出のパターンを紹介したりもしています。

残念ながら膨大な情報を提供して知識の絶対量をカバーできるものではありませんが、「知識の絶対量を増やしたい」という願いを持つ方にとって文字通り「コンパス」として機能するものだと自負しています。闇雲に教科書を通読する場合よりも、「何を学ぶべきか」「どう考えるべきか」の指針を持ちながら勉強を進められる場合の方がきっと楽しさも増すと思います。

法律学習は決して楽なことばかりではありませんが、壁を超えると見えてくる面白さがあります。そこに至るまで決して挫折せず、コツコツ頑張っていただければ幸いです。

 

それでは、刑訴法課題テスト④の正解と出題者の一言です。

まだ問題を見ていないという方は、下記リンクを参照ください。

 

 

問1→○

(出題者の一言)刑訴法317条の理解を問う問題です。当たり前の話ですが、法律論の基本は条文の文言解釈です。教科書を読んで丸暗記ではなく、愚直に条文の文言一つ一つにあてはめる姿勢は、法律論の理解・記憶を助けます。

 

問2→×

(出題者の一言)問題の所在は2つあることに気付いてほしいところです。そもそも「証人尋問とは何ぞや?」という点の理解があれば、気付けるはずです。

 

問3→×

(出題者の一言)多くの受験生を悩ませる刑訴法最大の山場「伝聞法則」の問題です。これも条文の文言をきっちり把握して、その定義を正確に覚えることが第一歩です。混乱しやすい時ほど、文言・定義という基本を徹底しましょう。

 

問4→×

(出題者の一言)「補強法則」からの出題です。「その自白が自己に不利益な唯一の証拠である場合」とはどのような場合かを考えるのがこの論点の肝です。条文の文言・趣旨から正しく解釈する方法を学んでください。

 

問5→×

(出題者の一言)「証拠能力」に関する複数の論点を含んだ問題です。刑訴法は特に個別事例の特徴に沿って考えることが求められます。捜査機関と被疑者・被告人との対立構造を意識しながら、妥当な結論に至る思考過程をパターンとして学んでみてください。

 

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刑訴法課題テスト⑤の問題は2020年11月23日公開予定です。

テスト範囲は下記の通りです。

(10)裁判

・裁判の種類

・終局裁判と非終局裁判の区別

・実体裁判と形式裁判の区別

・有罪判決とは

・無罪判決とは

・実体裁判の一事不再理効とは

一事不再理効の及ぶ範囲とは

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課題テスト

刑訴法課題テスト④ 「1年で予備試験合格」は実現可能か?

特効薬はありませんが・・・コツはあります。

法律系資格試験の勉強をしていて

「何を言っているかさっぱりわからない」「勉強したことが全然頭に残らない」

などと絶望した経験はありませんか?

そんな方に向けて、「勉強のコツ」をお伝えできればと思います。残念ながら「1年で予備試験最終合格」のように勉強をとっても簡単にする方法論はありません。仮にそのようなことを言う人がいれば、それは嘘だと疑った方がいいと思います。

その理由は法律学の特徴と関係しています。

①体系的理解が不可欠

法律を理解するためには、各法律の全体像、その細部の理解、そして各法律相互の関係性を理解しなければなりません。これを体系的理解と言います。

体系的理解を得るためには、各法律の全体を通して学ぶことが必要になります。また、ある法律を一通り学んだ後、別の法律の学習を経て、さらにすでに学んだ法律の勉強に戻ってくるというように、様々な法律間を行き来する勉強が必要になります。そのためには、当然膨大な勉強時間と労力が必要になります。

上記の通り、「コツ」はあるにせよ、法律の勉強に「一段飛ばし」は禁物です。ゆえに、時間のかかる地道な勉強を避けて通ることはできません。

 

②感覚(≒リーガルマインド)を養わないとわからないことがある

「法律は道具」です。従って、法律の説明書を理解するだけでは、法律を学んだとは言えません。その使い方を身につけないといけないのです。体系的理解を得ることは、法律の説明書を理解することに当たるとは言えますが、法律を学んだと言うには不十分です。

「説明書を読んでわかったつもりになっていたが、実際に使ってみると勝手が違った」という経験はありませんか?

法律にはそういう側面があります。必要な感覚を身につけて初めて「真の理解」を得ることができるのは、法律を含む「道具」というものの特徴です。皆さんご存じの通り、「感覚を身につける」ことは、一朝一夕にはできません。法律を学ぶためには、教科書等を通して体系的理解を得る時間に加え、法律を使いこなすための感覚を養う時間も相当程度必要になるのです。

 

このように法律の勉強には「相当の時間」がかかる理由があり、これはどうしても無視できません。

しかし、これらの障害がなぜ大きな障害として法学習者の前に立ちはだかるのかということについて考えてみると、「勉強のコツ」が見えてきます。

続きはまた明日。

 

それでは、刑訴法課題テスト④の問題を公開いたします。

 

注意書き

 ・参照可六法等

 ・制限時間なし

 ・解答は記述式

 ・記述の構成要件→①正誤条文の適示問題となる要件問題の所在

 5問中4問正解で合格

 

 判例に照らすと共謀共同正犯における共謀又は謀議の事実認定は刑事訴訟法の規定に基づく証拠能力が認められかつ適式な証拠調べを受けた証拠によらなければならずその証明の程度は抽象的な可能性としては反対事実が存在するとの疑いをいれる余地があっても健全な社会常識に照らしてその疑いに合理性がないと一般的に判断される程度で足りる

正誤

理由付け

 

 証人には自己の経験した事実のみならずその事実から推測した事項をも供述させることができ証人には十分な証言能力が認められなければならないから宣誓の趣旨を理解できない6歳の幼児を証人として尋問することはありえない

正誤

理由付け

 

 ある証人の「ABブレーキが故障していると言ったのを聞いたという証言をブレーキの故障という要証事実を証明するのに用いる場合、「A『Bはもう殺してもいいやつだなと言ったのを聞いたという証言を、Aがそのような発言をしたこと自体を要証事実とする証明に用いる場合、「A『Bは好かんわいやらしいことばかりすると言ったのを聞いたという証言をBAに対して強姦行為に及ぶ動機を要証事実とする証明に用いる場合いずれの証言も伝聞証拠にあたる

正誤

理由付け

 

 盗品の時計に関する盗品等有償譲受けの罪で起訴され被告人の自白以外に盗難被害者作成の当該時計に関する盗難届しか存在しない場合道路交通法違反の無免許運転により起訴され被告人の自白以外に被告人の運転行為を目撃した旨の目撃証言しか存在しない場合はいずれも被告人を有罪とすることができない

正誤

理由付け

 

 検証許可状によることなく荷送人や荷受人の承諾なく荷物に外部からエックス線を照射しその内容物を観察することは違法でありそのエックス線検査で得られた写真を一資料として発付された捜索差押許可状に基づく捜索によって発見された覚せい剤等は違法なエックス線検査と関連性を有する証拠であるから証拠能力を有しない。(なお正誤は最高裁判例によること

正誤

理由付け

 

刑訴法課題テスト④の正解発表は、明日2020年11月20日予定です。

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課題テストの

刑訴法課題テスト③正解発表 ビジネスにも通じる「法的思考」の育て方

「法的思考」を身につければ人生が楽になる?

前回から「仮説思考」というキーワードに注目して法律学習の可能性を感じて頂いています。物事の本質は、分野を超えて交わることが多々あると思います。引き続き見ていきましょう。

mba.globis.ac.jp

 

上記仮説思考を鍛える3つの方法にならって、法的思考の鍛え方を整理してみたいと思います。

 

①「引き出し」を増やす

前回のブログの中で「仮の答え」を設定することがスピーディーに法的思考を展開するための第一歩であることをお伝えしました。しかし、実際に問題を解いてみるとわかるのですが、これが結構難しいのです。

なぜ難しいかというと「何が『仮の答え』になりうるか」を知らないからです。換言すれば、「知識不足」ということです。

上記リンクの記事では知識には2種類

 

「学習から得られる知識」と「経験から得られる知識」

 

があるとされています。

法律学習において「学習から得られる知識」は教科書等を通じて得られる典型的なインプットのことと言えます。法律問題はある程度「常識」で話を進められてしまう側面がなくはないですが、「法的に」解決するためには体系的な法律の理解が不可欠です。そして、その理解があってこそ「仮の答え」を的確かつ迅速に置くことができるようになります。

他方、「経験から得られる知識」は実際に問題を解く過程で得られる知識と位置付けることができます。「この問題はこう解く」というパターンやテクニックを覚えるというイメージだと思います。「とにかく過去問を回す」という勉強法で勉強開始から1年で予備試験短答式試験を突破する方はざらにいます。これは「経験から得られる知識」の賜物と言えるでしょう。

しかし、「仮の答え」を設定して自分の力で法的思考を組み立てる必要がある論文試験の突破は難しいと思います。「学習から得られる知識」「経験から得られる知識」の両方を「引き出し」として持っておくことが真の法的思考には不可欠ということですね。

 

②「問い」を身につける

「法的思考をする」とき、そもそも法律問題がなければ始まりません。従って、事象を正確に分析して適切に問題設定ができることは、法的思考の大事な一歩になります。

「問題提起」が出来るようになるためにはある程度経験が必要になりますが、「よく使われる問いのパターン」はあります。詳しくは「法学のコンパス」で(下記リンク)。

coconala.com

 

③「使える仮説」を立てる

「使える仮説」とは最終的にアクションにつながる仮説のことだそうです。具体的には、一番初めに立てた仮説(仮の答え)に対し「So what?(だから何なの?)」という問いを繰り返すことで導かれます。

法律問題で考えてみると、「XはYに対して損害賠償請求できる」という仮説(仮の答え)を設定したとします。しかし、これでは具体的に何を考えればいいのかわかりません。そこで「So what?」と考えると、それができるかできないかは条文の適用不適用の問題ですから、例えば「民法709条が適用できる」という仮の答えに置き換えることができます。ここまで来ると次は、要件・論点の検討に入ることができます。具体的なアクションです。

 

法的思考は、習慣です。覚えたらすぐにできるというものではありません。時間をかけてじっくり育てていきましょう。法的思考が育てば、それは「一生もの」です。合格まではもちろん、合格後も色々な場面で人生を楽にしてくれるでしょう。

 

それでは、刑訴法課題テスト③の正解と出題者の一言です。

まだ問題を解いていない方はこちらから!

 

 

abproject.hatenablog.jp

 

 

問1→×

(出題者の一言)なかなかややこしい出題になっています。ポイントは、問題の所在を正確にとらえることと民訴法との対比を意識して理解を整理することです。いずれにしても、自信を持って答えられるようになってほしいレベルの問題です。

 

問2→×

(出題者の一言)保釈に関する条文知識を整理してもらう意図での出題です。細かな条件設定から出題者が色々考え抜いた末の問題だということを感じてもらえると嬉しいです。

 

問3→×

(出題者の一言)短答式試験では、条文さえ知っていれば正解できる問題があります。出題された条文が未掲載の六法を持っていない受験生はいないはずです。よって「条文を知らなかった・・・」というのは、勉強不足以外考えられません。

 

問4→×

(出題者の一言)訴因の特定、訴因変更の可否という刑訴法の超メジャー論点です。ややこしくて苦手という方も多いと思いますが、これをわからずして「刑訴法を勉強した」とは言えない重要分野です。

 

問5→×

(出題者の一言)公判前整理手続きの流行期は過ぎたかもしれませんが、その手続きの重要さに変わりはありません。特に予備試験を受ける方は口述試験前にも勉強が必要でしょう。全体の流れを押さえることが重要です。

 

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刑訴法課題テスト④は2020年11月20日公開予定です。

テスト範囲は以下の通りです。

(6)証拠調べ手続

・証拠裁判主義とは

・厳格な証明と自由な証明の区別

証拠」(317とは

・証拠能力とは

・証拠能力の判断基準とは

・証拠能力と証明力の区別

・自由心証主義とは

・自由心証主義の例外

・証拠方法と証拠資料の区別

・人的証拠と物的証拠の区別

・人証物証書証の区別

・直接証拠間接証拠補助証拠の区別

事実とは(317

・本証と反証の区別

・証明と疎明の区別

・証拠調べ手続の流れ

・証人尋問とは

・被告人質問とは

(7)伝聞証拠

・伝聞法則とは

・伝聞証拠とは

・伝聞証拠と非伝聞証拠の区別

・伝聞例外とは

・伝聞例外の種類

・再伝聞とは

・弾劾証拠とは

(8)証拠禁止

・違法収集証拠排除法則とは

・違法収集証拠排除の判断基準とは

・毒樹の果実の理論とは

・毒樹の果実の理論の適用基準とは

(9)自白

・自白とは

・自白法則とは

・自白法則の根拠

・補強法則とは

・補強証拠を要する範囲と程度