課題テスト終了のお知らせとABprojectのサービス紹介
*長い期間お付き合いくださった皆様ありがとうございました。
昨年から約6か月にわたり続けてきた課題テストも無事終了致しました。
法学の基礎基本を作るというABprojectの基本理念を実現するために必須の問題を掲載してみたのですが、お役に立てましたでしょうか?
特に出題者の一言には注目して頂きたかったところです。そこには、法律系難関資格試験突破に必要なキーポイントが数多く含まれているからです。
*なぜ基礎基本にこだわった指導なのか?
添削指導を始めた際、
「自分は法学の基礎基本を理解しています」
「これくらいの問題なら解けます」
「解説を読めば大体わかります」
などとお話される予備試験・司法試験不合格者の方が多いことに驚きました。
かつての自分もそうだったのですが、「自分でできると思っているレベル」と「現実のレベル」の差を把握できていない方が多いのです。そもそも、法学の基礎基本すらわかっていない深刻な低レベル(100%不合格になるであろうレベル)であるにもかかわらず、です。
結局、実力が伸びないのは「基礎基本が固まっていないから」というケースがほとんどですが、多くの予備校やロースクールなどで教えられる内容は、高度な学説や判例知識の解説、答案の書き方など、実利のありそうなことばかりです。
一方で、条文の読み方や法的三段論法の仕方、論点の見つけ方、法律論の基礎になる視点や考え方など、基礎基本部分は、さらっと終わります(高度な法律論の話でもこの部分を永遠繰り返すだけなのですが、「見える人にしか見えない世界」なので教わらないとわからないかもしれないですね)。
その結果、上記の通り、基礎基本でのつまずきに気付けないまま、実践的な議論の世界をプカプカ漂うだけの時間が出来てしまうのですね。
それでも悲しいことにいつの間にか「基礎基本がわかった」という状態に達してしまう方がいます。この業界には「もともと優秀な方」が相当数いるからです。すると、相当数の優秀な方は現行のシステムの中で難関試験を突破していきますから、「現行システムに問題はない」ということになるわけです。「悪いのは実力を付けられない受験生だ!」という話です。
それは確かにそうかもしれませんが、「もともと優秀な方」がどんどん成果を出すだけの世の中はおもしろくないと思いませんか?
「凡人」「弱者」が努力して道を切り開ける世の中があってほしいと思いませんか?
その方法を考えた結果が「基礎基本を徹底的に極める」という戦い方だったのです。これは私自身の実体験に基づくものです。私自身、予備試験・司法試験の受験を通じて自分の非優秀さを涙が出るほど自覚し、何度もあきらめた方がいいのではないかと思いました。
しかし、「初志貫徹」、「弱くても勝てる」、「結局優秀な奴がいい思いするんだよね?という卑屈な人間になりたくない」という強い思いで何とか乗り切ってきました。
課題テストは、一見誰でも答えられそうな簡単な問題ですが、しっかり解いてみると学ぶことが多い良問ばかりです。単なる知識の確認だけでなく、論文基礎力も養えるような構成になるよう工夫しました。
「一見簡単な問題をきちんと解く」ことは、伸び悩む全法律系資格試験の受験生にお勧めしたい努力の方法です。
*ABprojectのサービス紹介
「一見簡単そうに見える問題をきちんと解く」と言われてすぐにできる人は相当な実力者だと思います。これが出来れば、どんな法律系難関資格試験も合格は時間の問題でしょう。
ABprojectは、一人でも多くの方に、一日でも早く、法学の基礎基本を身につけて頂くことを目指しています。そこさえクリアすれば、あとは勉強すればするだけ実力が上がっていくはずです。基礎基本を身につけるということはそういうことです。
以下、ABprojectのサービスをご紹介します。
・法学のコンパス1~総論~
法学の基礎基本を極めるならまずはここから。法的な見方・考え方にフォーカスしてシンプルにまとめました。旧・法学のコンパスを改定加筆した最新版です。
・法学のコンパス~各論~
法学のコンパス1の続編。法的な見方・考え方の一般論にフォーカスした法学のコンパス1に対して、法学のコンパス2は、より具体的に各法律に特有の視点に迫っています。もっとも、「法学の基礎基本を大切にする」という姿勢は、不変であります。各法律それぞれの学習ポイントというよりは、憲法を頂点とした法律相互のつながりを強調した内容となっています。
・法律学習のお悩み相談
勉強方法、モチベーション維持、時間の使い方などなど、お気軽にお問い合わせください。資格の種類によっては、お答えできない可能性があります。回答者の保有資格・修飾歴等のプロフィールについては、ココナラ内でお知らせしています。
・短答対策
短答過去問を文章で解答するトレーニングを通じて、法的思考力を高めてもらうことが目的です。「文章で解答」とは、論文式試験で解答するように法的三段論法に沿って解答を導くということです。
いずれ論文式試験を受ける必要がある予備試験・司法試験受験生には特におすすめです。短答式の問題を法的三段論法できちんと考える訓練は、法学の基礎力を養うのにうってつけです。素材は、任意の過去問を利用します。
・課題テスト添削
言わずと知れた課題テストの添削指導です。
すでに公開されている課題テストを文章で解答して頂きます。それに対する添削を通じて法的思考の誤りや基本的知識の確認など、法学の基礎基本をお伝えしていきます。
・行政書士試験合格サポート
筆者自身、学部4年時に行政書士試験に合格しておりますので、大学生でもきちんと勉強していれば、合格のチャンスはあるのではないかと思っています。繰り返しになりますが、「基礎基本を固めること」が大事です。完全月謝制で限られた人数を対象に徹底サポートすることを目指しています。
・司法試験予備試験合格サポート
司法試験・予備試験の合格に向けて、その基礎基本を徹底的に磨けるようサポート致します。いわゆる試験対策・受験テクニック的な指導に関しては、大手予備校に劣ると思います。他方で、基礎基本へのこだわりを徹底し、合格に不可欠な「自習力」を高められるように指導を工夫しています。
・予備試験過去問添削
予備試験の過去問を用いた添削指導です。ここでも基礎基本にこだわって、言葉を惜しまず徹底的に丁寧に指導します。
・司法試験論文添削
こちらは、司法試験過去問を用いた論文添削指導です。採点実感や出題の趣旨を読んで絶望している受験生に基礎基本の大切さを改めて解くことをモットーに添削指導に臨んでいます。悪い答案を書かなければ、自ずと合格は近づいてきます。
・論文インスタント添削
司法試験・予備試験過去問の簡易版添削です。以前より、司法試験・予備試験向けの添削指導は行っていたのですが、徹底的に丁寧な添削指導ゆえに費用が比較的高額になってしまうきらいがありました。
当サービスは、「お試しで添削指導を受けてみたいという方」や「答案のここを見てほしいというポイントがはっきりしている方」にお勧めです。
・予備試験過去問添削(お徳用)
予備試験過去問添削を基本7科目分まとめてお申込みいただければ、お得に添削指導が受けられます。
・司法試験論文添削(お徳用)
こちらも司法試験論文添削をお得に受けられるプランになっています。基本7科目をまとめて受けてみることで、科目に左右されない書き方の基礎もわかるでしょう。ここだけの話・・・論文の基礎点を高める効果があります。
以上です。
またいつかブログを更新するかもしれません。
それでは。
ー今後、本格的に答練に挑戦したい方はLECがおすすめ!ー
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