予備試験に合格した私だから伝えられる!法学の基礎基本!

予備試験・司法試験の合格を目指していた私が法学の基礎基本とは何か…ということに悩み苦しんだ結果、たどり着いた答えを書き綴っていきたいと思います!難しい論点を解説しようとはしていません。法律の資格試験に合格するのに必要なことは法学の基礎基本を見極め、理解することだけです!

刑訴法課題テスト⑤正解発表 予備試験合格者のやる気を出す方法

あくまで経験談の一つとしてお楽しみください

昨日のブログではやる気が出ない原因とその対処法をご紹介しました。今日は、私自身の経験談をほんの少しお伝えしようと思います。

予備試験合格後、司法試験まではただの「ラストスパート」で、そこに至るまでの期間に比べれば「秒で」すぎる程度の時間だったので、あまり苦労した記憶がありません。一方、予備試験受験生期間は、永遠に同じ日が続くかのような先が見えない毎日でやる気を出すのに苦労していました。

 

・やる気が出ないときの対処法

①とりあえず問題を解く

やる気が出ないときにテキストを読んだり、判例集を読んだりする勉強をしても一向に進みません。そんなときは、「過去問を解く」ようにしていました。過去に解いたことがある問題だと比較的サクサク進んでいきます。その「サクサク」感が調子を取り戻させてくれました。

②一日休む

受験生にとって丸一日休むことはかなり勇気のいることだと思います。どこかで「休むことはいけないこと」という固定観念があるからだと思います。

しかし、冷静に考えて一日休んだくらいで大して成績は変わらないと思いませんか?今日学んだうちどれだけの範囲が本番の試験で出題されると思いますか?

一日勉強しないことは長い目で見ると大したダメージではありません。それより、やる気が出ない数日間(場合によってはさらに長期にわたって・・・)を過ごす方がよっぽど不利益です。

③音楽を聴く

音楽にはかなり助けられました。「動き始めの音楽」はやる気が出ないときの必須アイテムだったように思います。聴く以外にも、楽器を鳴らしたり、歌を歌ったりもしました。「静かな環境でじっとしている」勉強時間とは出来るだけ違う時間を作ること、生活のバランスをとることが大事だったように思います。

ただ、その使い方には注意が必要なようです。

benesse.jp

④人と話す

③と同じような理由でやっていました。法律の勉強はどうしても「一人で考える」時間が不可欠だと思います。しかし、「一人で考えすぎる」ことは、脳に負のエネルギーをため込んでしまうことがあるように思います。

誰かと勉強の話をするだけでなく、全く中身のない話をすることも脳にいい刺激をくれます。脳の健康状態を保つのに「他人」の存在は不可欠だということを受験生時代に強く感じました。

人は一人では生きていけないものです。勉強する以前に「人として生きる」ということを大事にした方がいいのかもしれません。

⑤To do リストを作る

2020年10月16日の記事でお伝えした「使える」To doリストはやる気を出すのにも役立ちます。

 

abproject.hatenablog.jp

  脳はあらかじめやることが決まっている方が動き出しやすい習性があります。この点に鑑みれば、あらかじめ取り組むべきタスクを決めておけば、その分動き出しは容易になるはずです。

また、あらかじめやることを決めておいて(できる範囲で決めることがポイントです)、それをクリアしていくことは「小さな成功体験」の積み重ねです。これは「自己肯定感」を育むための最も重要で効果的な方法です。

きちんと育った自己肯定感を持つことは、「進みたい道を進む」ために不可欠な要素だと思います。

 

それでは、刑訴法課題テスト⑤の正解と出題者の一言です。

刑訴法課題テスト⑤の問題はこちらから!!

 

 

abproject.hatenablog.jp

 

問1→×

(出題者の一言)一事不再理効の話です。逮捕勾留一回性の原則と根本的な構造は同じだと思います。共通する構造的イメージを持ちつつ、看板を入れ替えるだけと考えれば、新しい知識も楽にインプットできませんか?

 

問2→○

(出題者の一言)条文にあてはめるだけの比較的簡単な問題です。このような問題を通じて、「条文の文言を解釈する+事実をあてはめる」という基本フォーム(法的三段論法)を身につけてほしいと思っています。

 

問3→×

(出題者の一言)条文にあてはめるだけで処理できる問題、条文にあてはめて処理できない問題が含まれています。それぞれの処理方法をぜひ学んでください。この区別は、論点抽出までの流れを作るのに非常に重要なポイントです。

 

問4→○

(出題者の一言)「なぜ免訴判決されるに至ったのか?」に気付けるかがこの問題のポイントです。問題文に日時が含まれている場合、期間制限に関する問題が隠れていることを疑いましょう。そして、免訴判決の要件(条文)と照らし合わせれば・・・。

 

問5→×

(出題者の一言)少々細かい知識問題ですが、条文を知っていれば解ける問題なので、もし本番で問われたら落としたくない問題です。予備試験の刑訴法は満点も狙える科目だと思います。刑法と合わせて得点源にしていきましょう。

 

これにて刑訴法課題テストは終了になります。

続いては、商法課題テストに入ります。商法課題テストは2020年11月30日開始予定です。テスト範囲は、2020年11月27日公開予定です。

お楽しみに!!

 

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