民訴法課題テスト⑤正解発表 シェアしていきたいと思うことは・・・
基本、やりたいことだけやっていればいいと思う
さて、今日は昨日のブログの続きです。昨日は「学校教育が原因で伸び悩んでいませんか?」という内容のお話でした。
「嫌々でもやらないといけないことはやる」という考え方から再開しましょう。
例えば、宿題はやりたくなかったですよね?放課後の掃除は嫌でしたよね?
それでも、やらないと怒られるからなんとなくやっていませんでしたか?
社会に出ればやりたくないことを頑張ってやる能力も必要とされますから、こうした経験が無駄だとは思いません。しかし、こうしたことが「当たり前」になってしまうと、「やりたいことがわからない」「いざ動き出した時のスピードが鈍い」という最悪の状況に陥りがちです。
これは「やりたいからやる」ではなく「やりたくないことをやる」という経験の比重が上回ってしまっている状態です。このような状態が人間の潜在能力を発揮しやすい状態でないことは明らかです。脳の健康状態が不良と言ってもいいかもしれません。これでは、たくさん勉強したところでその伸びしろはたかがしれています。
本来、人間は自身の欲求をエネルギーにして行動しているはずです。それを理性でコントロールしながら生きているうちはいいですが、いつしか「理性にコントロールされ」ていませんか?
法律の勉強においても、まず大事なのは「やりたいからやる」という欲求に基づいたシンプルな動機付けです。
「やりたいからやる」→「とりあえずやってみる」→試行錯誤→・・・
「こうあるべき」「こうするべき」という堅苦しい縛りはその先の話です。そして、心配いりません。「やりたいからやる」という欲求が根底にあれば、その先に現れる「縛り」は決して自分の可能性を制限するものにはなりません。同じものでも他の存在とのバランスによってその性質が変わるというのは、この世界に存在する不思議な性質です。
目に見えない制限に自分の可能性を邪魔させず、「突き抜けて」成長していきたいものですね。
ABprojectでは、細かな法知識よりも、まずは「法的な見方・考え方」という大枠を大事にして勉強を進めることを推奨しています。最低限のルールを下に、自由な見方で勉強を開始することが「広い視野」を養うと考えるからです。
また、それを「教える」というよりは「シェアする」という気持ちを大切にしながら、受講者の方々が失敗を恐れず、伸び伸びと新たな学びにチャレンジできるような環境を提供することを意識しています。法学の基礎基本を「シェア」しながら、司法試験や予備試験等の法律系資格試験に合格する力を一緒に作り上げて(co-create)いきたいと願っているからです。
その勉強過程は学校教育のような「やらされる」ものではなく「やりたいからやる」という完全な自主性に基づくものですから、きっと楽しいものになると思います。また、能動的な学びは大きな充実感ももたらします。
資格挑戦に向けて一歩踏み出すか迷っている方、努力しているものの今一歩伸び悩んでしまっている方、ABprojectとともに新たな取り組みを始めてみませんか?
(詳しくは下記リンクより)
それでは、民訴法課題テスト⑤の正解と出題者の一言です。
まだ問題を見ていないという方は下記リンクへ進んでください。
問1→×
(出題者の一言)訴訟条件に関する問題はこれまでも出題していますが、この問題は少し角度を変えて問いを作っています。訴訟条件を満たさなくなる結果、不適法却下となるケースがありますが、これはそれにあたるでしょうか?
問2→×
(出題者の一言)たいていの問題は条文から導かれるルールにあてはめれば解決できます。問題が複雑に見えても慌ててはいけません。問題に惑わされそうな時ほど、条文に立ち返って状況を整理しましょう。
問3→×
(出題者の一言)訴訟参加の問題です。慣れるまでは非常に混乱しやすい分野ですので、理解を落とし込めるまでじっくり取り組む機会を持つことをお勧めします。結局は、要件効果の話なのですが・・・。
問4→×
(出題者の一言)よく使う条文のすぐ横にある条文を見落としがちになっていませんか?少しの努力で伸ばせる点数を取り逃がすことほどもったいないことはありません。
問5→○
(出題者の一言)証拠共通の論点についてです。条文がないことが問題の端緒になっていることはぜひとも意識してもらいたいところです。他方、主張共通という問題についてもぜひ勉強してみてください。
今回で民訴法課題テストは終了になります。次は刑訴法課題テスト(全5回)に入ります。2020年11月9日開始予定です。
テスト範囲は、2020年11月6日公開予定ですのでお楽しみに!
課題テストの添削希望は下記リンクより!
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皆さんと「シェア」したい法学の基礎基本はこの一冊に!!