予備試験に合格した私だから伝えられる!法学の基礎基本!

予備試験・司法試験の合格を目指していた私が法学の基礎基本とは何か…ということに悩み苦しんだ結果、たどり着いた答えを書き綴っていきたいと思います!難しい論点を解説しようとはしていません。法律の資格試験に合格するのに必要なことは法学の基礎基本を見極め、理解することだけです!

憲法課題テスト⑧正解発表 「ミス」を恐れる心との向き合い方

「間違えた」後に確実な成長があったことを経験できれば、ミスは怖くなくなると思いませんか?

新しいことに挑戦するとき「ミス」「失敗」は付き物です。と、頭でわかっていてもいざ挑戦してみようとすると足がすくんでしまうものです。これはある種の防衛本能だと思いますので、上手く付き合っていく方法を探すしかありません。

間違っても「ミスを恐れるな」というミスを恐れる心を抑圧するような精神論に頼ってはいけません。「素直な心」を否定し、抑圧することは百害あって一利なしです。それを受け入れることを前提に、一歩前に踏み出すことが大切だと思います。

 

私自身が行政書士試験・予備試験・司法試験を経験する中で、また添削指導をさせていただく中で、たくさんの「挑戦者」と出会ってきました。いつも強気な人や寡黙な人、穏やかな人や気性が荒い人など、様々な人がいました。

その個性は様々ですが、「合格」という二文字にたどり着いた人たちに共通するポイントがあります。それは「ミスを糧にできる」というスキルを持っていることです。

 

「ミス」から立ち直る心理面でのスキルも大事ですが、ここで強調しておきたいのは、「ミス」したところから次なる成長(=確実な変化)に結び付けるスキルです。

例えば、論文答案を書いたときのことをイメージしてみてください。論点を外してしまった、あてはめがよくなかった、知識不足を露呈したなど、ショックを受ける場面は多々あります。これは、過去を含め全受験生が例外なく、経験することですので安心してください。

 

このとき「間違えた」という記憶だけ残っていると「ミス」を恐れる気持ちが強くなります。「ミス」を避けようという心理が働くからです。

一方で「間違えた」ことで新しい知識や理解が得られたという経験をしたらどうでしょう?「ミス」することが楽しみにすらなりませんか?

 

教科書や判例を読んで「わかった」と感じるのは表面的な知識が増えただけのことが多いです。そこで学んだことの本当の意味は、実際にその知識を自分なりに使ってみて、足りなかった理解を補って初めてわかるものです。

真の理解を得るのに「ミス」は不可欠です。試験本番まで一問でも多く問題を解いて、一問でも多く価値ある「ミス」に出会うことが自分の成長、そして合格にとって大事なことだと思います。

 

ABprojectでは、日本一丁寧な添削指導を行っています。このようなサービスを目指した背景には、「ミス」を指摘されただけで十分なフォローがされなかった過去の答練の経験があります。間違いをいかに改善に結び付けるかが、添削指導のポイントだとそのとき痛感しました。

「ミス」を恐れる心を理解し、「ミス」と積極的に向き合える心を育ててもらえるように人数限定で徹底フォロー致します。

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では、憲法課題テスト⑧の正解と出題者の一言です。

まだ問題を見ていないという方は下記リンクを先にチェック!!

 

 

abproject.hatenablog.jp

 

 

問1→×

(出題者の一言)「適用」にもいろいろあります。条文をどのような形で「適用」するかは、条文の使い方という基本に関わる大事なポイントです。判例の立場について述べた問題文の正しさも法的三段論法に沿ってきちんと説明してほしいところです。

 

問2→×

(出題者の一言)「条例による賦課徴収も可能」という結論だけ覚えている方には解けない問題だと思います。面倒くさがらずに結論だけでなくその論理を追う習慣が、後々大きな成長につがなります。

 

問3→×

(出題者の一言)「地方自治の本旨」(憲法92条)というキーワードを理解していれば解ける問題です。枝の知識ではなく幹の知識を増やしておけば、答えられる問題の増加率はどんどん高まります。

 

問4→×

(出題者の一言)シンプルに判例の理解を問う問題です。が、どんな判例も条文に遡って整理できる力を養ってもらいたいと思って、この課題テストを作っています。

 

問5→×

(出題者の一言)少々トリッキーな設問かもしれませんが、条文の文言・趣旨に遡って答えを導いてください。間違っていいんです。考えて間違った数だけ前に進んでいくことができるからです。

 

憲法課題テストは今回で終了です。

次は民訴法課題テスト(全5回)に入ります。2020年10月16日にテスト範囲を発表して、2020年10月19日からテスト開始予定です。奮ってご参加ください。

憲法課題テストの添削指導をまだ受けたことがないという方は、ぜひ下記リンクへ進んでみてください。「迷ったらやる」という前向きな一歩が未来を作ります。

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