刑法課題テスト①解答発表 「目的意識」を持った勉強をしよう
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着実に成長していくためには、「目的意識」が大事だとはよく言われるところです。そして、勉強が得意な方は、やはり「目的意識」の持ち方が上手だなと常々思います。私も受験生時代からわかってはいたのですが、「わかっていてもできない」という状態で数年間くすぶっていました。もう司法試験合格は無理かもしれない。司法試験のステージに進むことすら無理かもしれない。悩んでいた時期もありました。
「法律の内容」や「勉強の仕方」を教えてくれる人は、多いかもしれませんが、肝心なのは「何を学べばいいのか?」を教えてくれることだと思います。なぜなら、私のような凡人は、脳のキャパシティーが限られているからです。いきなり教科書を通読しろと言われても無理です。百選はすでにキャパオーバーです。短答問題集一周した頃には、最初の問題忘れています。
「目的意識」は、膨大な試験範囲の中から学ぶべきことを限定するために不可欠なものだと思います。そして、それは、誰かから教えてもらってもいいのではないかと思います。
以下は、刑法課題テスト①の解答と出題者の一言です。
まだ問題を解いていない方は、下記リンクより。
問1→×
(出題者の一言)「論点」ばかりにとらわれていると、「論点」を理解することは難しいと思います(論点を覚えることはできますが・・・)。当たり前に要件効果を一個一個積み重ねることが論点につながっていくのです。
問2→×
(出題者の一言)刑法は「相場観」の強い科目だなと思います。感覚を問う問題が多いということですね。あなたの感覚ではありません。裁判官の感覚です。裁判官の感覚を知るためには、判例を学ぶしかありません。
問3→○
(出題者の一言)実際、論証を覚えてしまえば解ける問題は多いと思います。実際、厳しい制限時間内に「深い理解」を答案上に示すのが難しいことも多いと思います。だから、さっさと覚えて吐き出してしまえばいいのです。そんなつまらない勉強がしたくなくて、受験対策ははかどりませんでした。
問4→○
(出題者の一言)同じ行為でもどういう意図でしたのか、どういう背景事情でしたのか、でその意味合いが変わってくることがあります。その判断基準がどういう場合に適用されるものなのかは、きちんと押さえられるといいですね。法律を学ぶときの大事なポイントです。
問5→×
(出題者の一言)何が基本類型なのか(原則なのか)を意識して勉強を進めてください。「いくつも論点が出てきて混乱します(泣)」というのは、よくわかりますが、論点(枝)より先に原則や要件(幹)をきちんと自分のものにすることです。
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