予備試験に合格した私だから伝えられる!法学の基礎基本!

予備試験・司法試験の合格を目指していた私が法学の基礎基本とは何か…ということに悩み苦しんだ結果、たどり着いた答えを書き綴っていきたいと思います!難しい論点を解説しようとはしていません。法律の資格試験に合格するのに必要なことは法学の基礎基本を見極め、理解することだけです!

下剋上勉強法(1)

凡人が予備試験に合格するためには

さて、今回からは、私の予備試験に対する合格戦略について書こうと思います。

まず初めに明らかにしておきたいことは、私は昔から特別勉強ができたわけではないということです。

通っていた高校は、偏差値50くらいの公立高校でした。

そこから、必死に勉強して一浪して、やっと入れた私立大学の偏差値は、60くらいです。

幼い頃から勉強ができて、東大・京大に合格するみたいなエリート街道まっしぐらな優秀層とは程遠い存在でした。

ちなみに、ローには一週間ほど通いました(入ったことがある方はわかりますよね?ほぼオリエンテーション的なものしか受けていないです汗。)が、家庭の事情もあり、中退です。

その後は、法律事務所に勤務しながら、細々と勉強していました。

というわけで、運よく予備試験に合格しましたが、勉強エリート・受験エリートではないです。

 

こうした経歴と関係しているのかわかりませんが、いわゆる「勉強」というものがどうにも私にはあっていないというのが自己分析の結果です。

ここでいう「勉強」とは分厚い基本書や判例集を読み込む、予備校の解説講座を集中して聞く的な勉強です。

もちろん、そうした勉強をしていないわけではないのですが、そうした勉強の成果を自分の血肉とし、順調に力を伸ばしていった周りの受験生とは、明らかに吸収力が違いました。

そういった意味で自分には、あっていなかったなと思います。

でも、それ以外の勉強法に着手するという発想自体ありませんでした。

また、予備試験受験生当時、仕事をしていた関係で周りの受験生よりも単純に勉強時間が少なく、成績が上がらないのはそのせいだ、と勝手に決めつけていました。

そのため、基本書や判例集を読んでいけば、いつか成績が上がってくるという妄信の下、連続不合格への道を突き進んでいくのでした。

 

で、3回ほど予備試験に不合格になるわけですが(この間、論文まで行ったのは一回だけです)、ここまで来るといよいよ思うわけですね。

「このままではやばい。受からない。」

最初から自分の能力の限界には、うすうす気付いていましたから、ここでそもそも予備試験の合格自体諦めるという選択肢もありました。

ですが、スパッと諦めることもできませんでした。

多分、自分の中で全力を出してやりきったと思えるところまでやっていなかったからだと思います。

少し話は脱線しますが、私が定期的に通っている占い師((笑))の話では、運命的に叶わない目標なら、全力でやり切った後、必ずスパッと諦められるタイミングが来るそうです。

今、予備試験・司法試験の受験を続けるかやめるか迷っている方がいらっしゃったら、ぜひ参考にしてみてください。

話を元に戻します。

未だ予備試験の合格を諦められなかった私は、予備試験の短答式試験に不合格となった後、「自分の戦い方」で挑戦し、それでダメなら諦めるしかない、と覚悟を決めたのでした。

 

次回は、具体的な勉強法の説明に入りたいと思います。

ポイントは、「何をやらないようにするか?」です。