予備試験に合格した私だから伝えられる!法学の基礎基本!

予備試験・司法試験の合格を目指していた私が法学の基礎基本とは何か…ということに悩み苦しんだ結果、たどり着いた答えを書き綴っていきたいと思います!難しい論点を解説しようとはしていません。法律の資格試験に合格するのに必要なことは法学の基礎基本を見極め、理解することだけです!

2年合格と騙された方へ 法律学習を深めるために必要だったこと

ロースクールの既修者コースは2年!

まず初めに2年という勉強期間で予備試験に合格することは、非常に難しいということを確認しておきましょう。
勉強不足という要因以外に、才能(思考力・記憶力・発想力等)や環境なども合否に影響すると思います。
 
ただ、不利な環境を克服して予備試験合格を果たした方は、たくさんいます。
才能の有無は、チャレンジしてみないとわからないと思います。
現に予備試験・司法試験合格者の話を聞くと
「まさか自分が合格できるとは思っていなかった」
ということはよく聞くところです。
 
だからこそ、予備試験・司法試験へのチャレンジを迷っているのであれば、チャレンジすることをおススメしています。
法律学習を通じて学べることは、法知識だけでなく、論理的思考力や発想力、問題解決に必要なバランス感覚や言語表現能力など、実生活の中で役立つものばかりです。
仮に自分の望む結果に至らなかったとしても、絶対無駄になりません。
 
さて2年という勉強期間で予備試験に合格できるかという話に戻りましょう。
予備試験に合格することは簡単ではありませんが、非現実的な話でもないように思います。
 
例えば、ロースクールの既修者コースは2年です。
ロースクールの卒業レベルと予備試験合格レベルは同等程度とされています。
同コースには、法学部の卒業生が進学することが想定されていますが、実際のところ、法学部の卒業生は、法律初学者に毛が生えた程度の方がほとんどです(ごめんなさい)。
つまり、同コースは、法律初学者でも2年間勉強すれば予備試験合格と同等の法律知識及び能力を身につけられると想定されていることになります。
 

現実に2年で予備試験に合格するのはひとつまみ

もっとも、現実に2年という勉強期間で予備試験に合格する方は、ほんのひとつまみです。
「勉強時間が足りなかった」
「きちんと指導を受けられなかった」
「才能がなかった」
「本番の試験でミスをした」
など、その原因は様々だと思います。
 
このうち自分で気付ける原因で不合格になってしまった方は、さほど問題ではありません。
自分で修正することが比較的容易かつ可能だからです。
 
一方で問題なのは、自分で気付けない原因で不合格になってしまった方です。
勉強の方向性を間違っている方は、この典型です。
特に一生懸命勉強してきた方は、重症です。
2年間勉強して予備試験の論文式試験に合格できなかったのであれば、一度勉強の方向性を見直す必要があると思います。
 
具体的には「基礎基本から見直す」必要があります。
ここには「解いたことがある問題は解けるけど、初見の問題が苦手」という方も含みます。
基礎基本が身についていれば、初見の問題でもある程度解きこなすことができます(予備試験・司法試験で求められている能力は、まさにこれです)。
 
「解いたことがある問題は解ける」というのも、おそらくは、そう感じているだけです。
実際には、記憶を吐き出しているだけのことがほとんどです。
添削指導をしているとよくわかります。
 

ベテラン受験生になる前に

 
5年10年受験生をしている方も少なくないのが現実です。
それすら予備試験・司法試験の一部だと思われている節があります。
予備試験・司法試験が難関試験だと言われているからでしょう。
 
しかし、それは違うのではないでしょうか。
身につけるべき基礎基本が身についていないことが、迷走を招いてしまっているだけのように思います。
 
※少しでも思うところがあった方は、こちらを受けてみましょう!!
 
 

予備試験過去問の添削指導します

undefined

 
 

司法試験の過去問を添削します

undefined