予備試験に合格した私だから伝えられる!法学の基礎基本!

予備試験・司法試験の合格を目指していた私が法学の基礎基本とは何か…ということに悩み苦しんだ結果、たどり着いた答えを書き綴っていきたいと思います!難しい論点を解説しようとはしていません。法律の資格試験に合格するのに必要なことは法学の基礎基本を見極め、理解することだけです!

商法課題テスト直前記念 会社法攻略と「気づく」ことの重要さ

無理に解決策を探さなくても・・・

商法課題テスト①は2020年11月30日公開予定です。

今回は、その直前記念ということで会社法攻略のカギをご紹介します。とは言っても、「会社法だから・・・」と特別な対策を授けることはできないかもしれません。

いつもお伝えしている「条文から考える」が身についていれば、怖いものは何もないからです。会社法まで細かい知識を体得している受験生はあまりいません。「みんなにとって難しい問題」は、基本姿勢が身についているか否かで差が付くのです。

 

abproject.hatenablog.jp

 

さて、今回は「気付く」ことの重要さについて書きたいと思います。

人が一番成長できるチャンスは、成長するために何をすればいいか気付いた時だと思います。気付きがないまま「言われたことをやるだけ」「誰かがやっていることを真似するだけ」という状態ではあまり進歩はありません(もちろん、「とりあえずやってみる」ことは大事なことなので、やらないよりはやった方がいいでしょう)。

目標を達成したい、成長したいと思うのであれば、まず「気付き」を大切にしましょう。

 

もっとも、今回お伝えしたいのは「気付き」そのものに成長を促す力があるということです。多くの方は「気付き」をきっかけに問題の解決策を見出すことを成長のポイントだと考えていると思います。

しかし、必ずしもそうではないようです。とりあえず「気付く」だけでも、自分の中に自然発生的な変化が生じるのです。

 

例えば、仏教の教えでは「自分の心を観察する」ということが強調されます。怒りや悩み、悲しみなど、自分をかき乱す感情を解決しようとするのではなく、まずは怒っている自分、悩んでいる自分、悲しんでいる自分を見届けようというのです。ただそれだけのことで怒りや悩みなどは、自然と落ち着いていきます。

仏教の教えは胡散臭いという方は、このような例なら受け入れてもらえるでしょうか?物理学の一分野である量子論での話です。二重スリット実験という有名な実験があります。これは、光の性質が波動なのか粒子なのかを調べるために行われたものです。

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ここでお伝えしたいのは、光が波動なのか粒子なのかということではありません。ここでお伝えしたいのは、この実験過程で新たに感知装置を設置した途端、実験結果に変化が生じたということです。

つまり、「感知装置の設置=観測の開始」とともに、観察対象の性質に変化が生じてしまったということです。肉眼でとらえることのできないようなミクロの世界では、「観測した」という行為だけでも、その結果に明らかに影響が出てしまうのです。

私たちは、ミクロの物質の集積に違いありませんから、同じような現象が生じても不思議はないはずです。

ある問題を解決するために具体的な方策をとらなくても、ただそれに気づき注目するだけで、少なくとも何かしらの変化は起こり得るということです。

 

とはいえ、「気付く」というのはなかなか難しいものです。昨今、「コーチング」が流行していますが、こういったものが流行するのも自分自身で「気付く」ことの難しさの現れだと思います。

では、どうすればいいか。以下の点を意識してみてはどうでしょうか?

 

①直感を信じる

「考えすぎ」は無意識のうちに視野を狭くします。「よく考えることはいいこと」という固定観念を持っている人が多いように思いますが、結果を残せる人ほど、「案ずるより産むが易し」の精神に生きている気がします。

②目先の結果にこだわらない

「効率的・合理的」という言葉に踊らされていませんか?人生100年と考えれば、必ずしも短期的な利益ばかりを求める必要はないと思います。逆に短期的な利益を求めながら、思う通りに行かないことでより視野が狭くなってしまっていませんか?

一見無関係なことが実は後の大きな「気付き」に結びついていることはよくある話です。そもそも、自分に必要のない無駄なことは人生の中で起きないと考えることもできます。自分の行動のわずか5%しかコントロールできない「意識」が指し示す結果ばかりを求めても、大きな成長は望めないかもしれません。

③好奇心を持って行動する

上述の通り、自分に必要のないことは人生の中で起きないと考えることができます。つまり、目の前で起きていることは自分に対する何かしらのメッセージです。どんなメッセージなのか、好奇心を持って接してみることは、自分の視野を広げ豊かな感性を育みます。

法律をマスターするためには、当然法律の勉強に力をいれる必要があると思います。しかし、予備試験・司法試験の上位合格者には、法律以外にもオタクと呼べるほど詳しい分野を持っている方が多いように思います。分野に関わらず育まれた「好奇心」という武器が多くの「気付き」をもたらし、結果的に大きな成長につながっているということに疑いの余地はありません。

繰り返しますが、人生に無駄はないのです。

 

次回のブログでは、商法課題テスト①を始めていきます。

それでは。

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