予備試験に合格した私だから伝えられる!法学の基礎基本!

予備試験・司法試験の合格を目指していた私が法学の基礎基本とは何か…ということに悩み苦しんだ結果、たどり着いた答えを書き綴っていきたいと思います!難しい論点を解説しようとはしていません。法律の資格試験に合格するのに必要なことは法学の基礎基本を見極め、理解することだけです!

民訴法課題テスト③正解発表 目標を諦めてしまう前に読んでほしい

才能って何なのか?

昨日のブログでは「才能がない」という悩みに注目して書いてみました。才能のなさには私自身も悩むところだからです。

 

しかし、そもそも、「才能って何だ?」と思いませんか?

ちょっとうまく出来たり、成果を上げると「才能がある」と言いますが、実際には何の努力もせず上手くできる人はいないのではないかと思います。

一見、特別な才能によって成果を上げているように見える人でも、普段の生活の中で意識的・無意識的に能力を伸ばす習慣を持っているが故の結果であることが多いように思います。「努力無くして結果なし」だと思います。

 

とはいえ、実際には同じように頑張っているように見えても、実際に現れてくる成果に違いが生じることは少なくありません。

それはどこから来るのでしょうか?

 

私が思うに、「目的意識」「優先順位」の違いではないかと思います。

同じ行動でも「目的意識」が違えば、その行動の意味合いは変わってきます。

同じだけの能力を持っていても「優先順位」が違えば、向かう先は変わってきますし、結果の現れ方も当然変わってくるでしょう。

これらは、「才能」の問題ではありません。意識の持ち方の違いにすぎないからです。能力の違いに関わらず、成果を上げている人と同じように「目的意識」を持ち、「優先順位」を考えることは、可能だと思います。

 

他方で成果を得られるまでコツコツ続けられることも大切なポイントだと思います。そして、この点が実際には難しいポイントになると思います。「目的意識」「優先順位」の大切さを理解しても、いざ行動に移すと、それを継続できなかったという経験は多くの方がしているのではないでしょうか?

仮に「才能」というものがあるとすれば、「才能」とはこの成果を得られるまでコツコツ続けられる能力のことを言うのだと思います。

 

ところが、コツコツ継続するという行為は「時間」という概念と切り離すことができません。つまり、上記の才能の有無は、ある程度時間の経過を経た上で判断しないとわからないということです。

それが1年かもしれませんし、半年かもしれませんし、5年かもしれません。成果が得られるまでコツコツ頑張れれば「才能あり」、成果が得られるまで頑張り続けられなければ「才能なし」と判断できます。

もっとも、人間はいつか死にますから、成果が現れる前に死に至る可能性は無視できません。つまり、死ぬまでに成果が上げられない人も才能がないと判断できるでしょう。

 

「才能がないから・・・」というのは簡単ですが、才能の有無を正しく判断できる人は、本当に限られたごくごく一部の人だけだと思います。「才能のなさ」を理由に目標を諦めることは、「誤った思い込み」によるものであることがあります。何とももったいないことです。

どうせ諦めるなら、「才能がないから」ではなく「やり切った」という清々しい気持ちで、新たなステージへの一歩を踏み出すために諦めませんか?

 

それでは、民訴法課題テスト③の正解と出題者の一言です。

まだ問題を見ていないという方は、下記リンクから!

 

 

abproject.hatenablog.jp

 

問1→×

(出題者の一言)「既判力」という民訴法で一番大事なキーワードと言っても過言ではない概念に関する理解を問うています。民訴法で大事なことは、テクニカルタームを正確に用いることができることだと知ってほしいところです。

 

問2→○

(出題者の一言)外側説については、民訴法を学ぶ全受験生が知っていて然るべきだと思います。結論を知っていれば短答問題はクリアできますが、それだけでは学習として不十分ですよね。理由もしっかりと考えましょう。

 

問3→○

(出題者の一言)民法の条文にも関わる問題ですね。ある試験科目を学びながら、他の科目の知識にも視野を広げられるようになると、とっても楽しいですよ。

 

問4→○

(出題者の一言)訴訟条件の問題です。どの訴訟条件の問題か、どうしてそのような結論に至ったのか、手間を惜しまず考えることは繰り返しお願いいたします。

 

問5→○

(出題者の一言)一つの問いに問題の所在が二つあるという問題設定になっています。「○」という結論に達するためには、全ての記述に誤りがないことが確認されなければなりません。2つとも答えられましたか?

 

課題テストの添削指導や予備試験・司法試験合格サポートは下記リンクから!!

coconala.com

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次回の民訴法課題テスト④は2020年10月30日予定!

テスト範囲は下記の通りです。

・第一審の手続

(1)総則

・期日とは

・期間とは

・送達とは

・送達の種類

・訴訟手続きの中断と中止とは

・職権進行主義とは

・当事者の申立権と異議権とは

・訴訟契約とは

・明文規定に基づく訴訟契約と明文規定を欠く訴訟契約

(2)口頭弁論

・口頭弁論手続とは

・必要的口頭弁論の原則とは

・公開主義とは

・双方審尋主義とは

・口頭主義とは

・直接主義とは

・口頭弁論の制限分離併合とは

(3)証拠調べ手続

・証拠とは

・証拠能力と証拠力とは

・適時提出主義とは

・証拠の種類

・本証と反証とは

・証明と疎明とは

・厳格な証明と自由な証明とは

・証明の対象

・不要証事実とは

・文書の証拠力とは

2段の推定とは

・自由心証主義とは

・自由心証主義の制限とは

・証明責任とは

・証明責任の配分

・証拠調べ手続の流れ

(4)争点・証拠の整理手続き

・準備的口頭弁論とは

・弁論準備手続きとは

・書面による準備手続きとは

・進行協議期日とは

・当事者照会制度とは

・訴え提起前の照会と証拠収集の処分とは

(5)訴訟の終了

・終局判決とは

・終局判決の種類

・中間判決とは

・命令とは

・決定とは

・判決の既判力とは

・既判力の客観的範囲とは

・既判力の時的限界とは

・既判力の物的限界とは

・既判力の主観的範囲とは

・既判力の相対効の原則とは

・執行力とは

・形成力とは

・一部判決とその限界とは

・判決の更生と判決の変更とは

・判決の不存在とは

・無効判決とは

・瑕疵ある判決とは

・訴えの取下げとは

・請求の放棄と認諾とは

・訴訟上の和解とは