民法課題テスト⑤正解発表 すぐに正解を求める人は嫌いだ
間違ってもいいんです、「どう間違えるか」が大事です
民法課題テスト⑤の正解と出題者からの一言です。
民法課題テスト⑤、まだ解いていない方は下記リンクから!!
多くの方が「どうすれば正解にたどり着けたか」を重視して勉強しているようですが、そういう勉強の仕方だから答えを覚える・知識を増やすだけのつまらない勉強になるのです。
大事なことは「どう間違えるか」です。問題のポイントには気付けていたか、問題となる条文に気付けていたか、問題となる要件効果(文言)に着目できていたかなど、法律問題を解くにあたって共通して問題になるポイントがあります。その手順に沿った上で間違えているなら、補充すべき知識・深めるべき理解に気付き対処することはそれほど難しいことではありません。
合格ルートから外れるの人の多くは、そもそも考え方・視点がおかしいために「どう勉強したらいいかわからない」「勉強しても成績が伸びない」という状態になっています。
以下、正解です。
問1→×
(出題者の一言)条文を知っていれば解ける問題です。「特定の要件に当てはまる場合にのみ特定の効果が生じる」というのが法学の基本です。それ以外はないのです。
問2→×
(出題者の一言)条文素読しなくても、過去問で問われた条文を逐一チェックするだけでかなり広範囲の条文を押さえられます。合格レベルで考えるなら、それだけでも十分だと思います。
問3→×
(出題者の一言)「判例は○○と言っている」とだけ覚えていませんか。なぜ判例がその点について判断しなければならなかったのか。それを理解できるようになると、論点の丸暗記が不要になります。
問4→○
(出題者の一言)法律上の地位の移転・権利義務の移転を図でイメージできるようになることは民法攻略の第一歩です。字面を覚えるだけに終始しないように。
問5→×
(出題者の一言)難問に対するアプローチも、結局のところ基本的な問題に対するアプローチと何にも変わらないことが多いです。本を読んで難しく考えてしまいがちですが、本質はもっとシンプルなものであることに気付きましょう。
次回民法課題テスト⑥は2020年7月24日!!
テスト範囲は下記の通り!!
(2)後半
・雇用契約とは
・請負契約とは
・請負契約に基づいて完成した目的物の所有権の帰属
・仕事完成の意義とそれをめぐる論点
・委任契約とは
・寄託契約とは
・混合寄託とは
・消費寄託とは
・組合契約とは
・組合員の変動と組合員の責任
・和解契約とは
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