予備試験に合格した私だから伝えられる!法学の基礎基本!

予備試験・司法試験の合格を目指していた私が法学の基礎基本とは何か…ということに悩み苦しんだ結果、たどり着いた答えを書き綴っていきたいと思います!難しい論点を解説しようとはしていません。法律の資格試験に合格するのに必要なことは法学の基礎基本を見極め、理解することだけです!

一発合格という名の罠(2)

自己分析の重要性

さて、前回より受験勉強をするときの注意点について書いています。

自己分析をしたうえで、受験勉強を積み重ねていかねばというところをもう少し掘り下げたいと思います。

この点には、私自身も苦い経験があるからです。

 

自己分析は、一生懸命勉強をしてきたのに結果が出ないという人にこそ必要なことだと思います。

現在日本にある法学系の資格試験は、予備試験・司法試験を含め、きちんと勉強すればいつかは必ず合格できるレベルのものだと思っていますが、それにもかかわらず何年も合格に手が届かないというのは、何かしら進むべき方向性を間違えているとしか言いようがありません。

もちろん、単純に勉強不足ということもあるかもしれませんが、何年も勉強を続けている人の中で勉強不足だな、と感じられる人は、意外と少ないです。

勉強して培ってきた知識や能力を試験用にセットアップできていなかったり、それらを使いこなす経験が足らないという方がほとんどです。

マシンガンの部品をそろえても、それが組み立てられていなければただの鉄の塊ですし、マシンガンがあっても、それを撃てなければまたそれも鉄の塊です。

あと、語弊がないように補足しますと、ここでいう「合格」は、とりあえず合格だけはするという意味では基本的に誰でも可能という意味です。

上位合格できるかどうかは、やはり才能の差が否めないと思います。

 

というわけで、自己分析にはたっぷり時間をかけてください。

自分の現在地を知るために1か月2か月かけても、全然惜しくないと思います。

また、各予備校(辰巳、伊藤塾、LEC等)では、少人数制のゼミもあるようです。

講師や他の受講生と対話する機会は、自分を知るうえで有益だと思いますので、ぜひ有効に活用していただけたらと思います。

本当に100の講座より1の対話が大事だと思います。

対話の機会を得ることは、法知識を道具として使う機会ともなり、より本質的な理解につながるというメリットもあります。

全然関係ないように思われるかもしれませんが、英会話を苦手とする日本人と予備試験・司法試験等の資格試験に合格できない日本人の本質は、同じです。

使わないと身につかないものって、あるんですよね。

 

自己分析の重要性は、もう様々なところで言われている話で「何を今さら感」もあるかもしれません。

ですが、大事なことなので、ここでもあえて書いておきます。

今回も当ブログをご覧いただきありがとうございました。

次回も引き続き「一発合格という名の罠(3)」をお楽しみに!!