予備試験に合格した私だから伝えられる!法学の基礎基本!

予備試験・司法試験の合格を目指していた私が法学の基礎基本とは何か…ということに悩み苦しんだ結果、たどり着いた答えを書き綴っていきたいと思います!難しい論点を解説しようとはしていません。法律の資格試験に合格するのに必要なことは法学の基礎基本を見極め、理解することだけです!

行政書士試験の受験を考えているのであれば読んでください 話はそれからです

法学初心者が根本的に間違っていること=教科書は全て読まなければならない

 

結論から言うと、違います。

教科書を全て読める人=かなりの上級者です。

日本で最難関と言われる法学系資格試験の予備試験・司法試験の合格者でも教科書の隅から隅まできちんと読んで理解している人はほとんどいないと思います。それでも、合格できるのです。行政書士試験も同じことが言えます。

 

では、何を学ばなければならないのか。

それを示したのが「法学のコンパス」です。

7つの法の見方・考え方と3つの理由付けに沿って、教科書から必要な情報を取得し、各論点をかみ砕いてみてください。理解が進んでくると、驚くほど自分の力で難しい法理論を読み解けるようになっていくのに気づくと思います。

 

行政書士試験は、実際に行政書士試験を目指している方だけでなく、法学初心者の方がその実力を伸ばす過程で腕試しとして受けるケースも多いと聞きます。そのため、行政書士試験の不合格者の中には、相当数そもそも基本的なことすらわかっていない受験生がいるという事実があることを知ってください。

逆に言えば、基本的なことが分かれば、急激に合格率が高まるということです。基本的なことを理解すればいいだけですから、人によってはそれほど時間がかからないかもしれません。しかし、何が基本的なことなのかが分からない人が多いのが実情です。

 

参考までに民法の基本事項である「条件と期限」の区別について載せておきます。

法学のコンパスでは要件・効果が法律の大事な考え方のひとつであることを紹介しています。あなたは、条件期限を正しく要件化できますか?

 

○条件と期限について

条件=将来発生することが不確実な事実 ⇔ 期限=将来発生することが確実な事実

停止条件=条件が成就することで効果が生ずる場合

→条件が成就するまで法効果が「停止」しているのが停止条件

解除条件=条件が成就することで効果が消滅する場合

→条件が成就すると法効果が「解除」されるのが解除条件

 

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