予備試験に合格した私だから伝えられる!法学の基礎基本!

予備試験・司法試験の合格を目指していた私が法学の基礎基本とは何か…ということに悩み苦しんだ結果、たどり着いた答えを書き綴っていきたいと思います!難しい論点を解説しようとはしていません。法律の資格試験に合格するのに必要なことは法学の基礎基本を見極め、理解することだけです!

ABproject的論文対策とインプット学習との向き合い方 予備試験論文式試験突破へ 

1・論文対策のためのインプットはしない

 
例えば、予備試験短答過去問だけでも平成23年から令和2年まで10年分あります。
1科目10問以上ありますから、ざっと100問以上解かなければなりません。
また、司法試験の短答過去問も合わせれば、旧司の問題も含めて膨大な数になります。
つまり、短答対策として過去問をきちんと勉強すれば、それだけでかなりのインプットが出来ることになります。
これ以外に、さらに「インプットを頑張ろう!」と思っても、余程ひまがない限り、そんな余裕はないでしょう。
 
また、短答式試験で問われている知識は、無論、論文式試験で問われることがありますし、間接的に利用できることも少なくありません。
それは、単に短答で問われる知識が実務家として重要な知識ばかりだからだと思います。
重要な知識に短答プロパーも何もありません。
教科書を隅々まで網羅的に読み込むより、短答式試験で問われた知識を重点的に理解するように努めた方が、試験対策として適切であることは明らかです。
 
誤った短答対策としてやりがちなのは、「この問題を解ければいい」程度の浅い勉強をすることです。
 
短答の問題を解いたら、そこで学んだ
 
・条文とその要件効果
・定義
・趣旨
判例の規範
 
をきちんと整理しておくことまですることが大切です。
 
予備校本の解説を読んで満足もダメです。
紙幅制限のある解説では、不十分な説明が散見されます。
判例がこう言っている」「条文に反する」
だけではなく、それが「なぜなのか」「どの文言(要件効果)との関係で問題となるのか」など、詰めて理解する必要があります。
 
しっかり整理して汎用性のある知識を増やしておくことが、短答対策のみならず、論文対策にもなります。
 

2・論文対策として求められること

 
論文対策として大切なことは、「短答知識を如何に使いこなすか」です。
論文式試験に挑むとき、表面的に暗記しただけの知識では使い物にならないことが分かると思います。
「暗記した知識を、条文や趣旨と絡めて正確に使いこなせること」
が、論文式試験の成績を上げるカギになります。
 
論文式試験の過去問を通じて新たなインプットの機会を得ることも多々ありますが、論文対策では、それ以上に「技術」を磨くことに比重を置かなければなりません。
 
短答対策で知識を蓄え、論文対策で技術を磨く。
磨いた技術で更に深い知識に達し、得られた深い知識が更に技術を発展させる。
短答対策と論文対策が別物ではないと感じられるようになると、一気に学習が深まっていくでしょう。
 

3・ABproject的対策

 
ABprojectでは、インプットの予備教材として「法学のコンパス1・2」を提供しています。
法的なものの見方や考え方に重きを置いて、インプットを進めてもらいたいからです。
膨大な法知識も、実は一貫した見方や考え方に支えられていることがわかってくると、インプットの負担がグッと減ります。
「体系的な理解」も得やすくなります。
 
また、添削指導では、実際の問題を通じて、より具体的に法的な見方や考え方をお伝えしていきます。
単なる判例解説等ではなく、法学のコンパス1・2で提示している法律の基礎基本に遡った丁寧な添削を心がけています。
当たり前のことを当たり前に出来るようになることが、難解な法律論を理解するための唯一の方法だと考えます。
ありがたいことに現在も多くのリピーターさんにご支持いただいています。
 
 
 

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