予備試験に合格した私だから伝えられる!法学の基礎基本!

予備試験・司法試験の合格を目指していた私が法学の基礎基本とは何か…ということに悩み苦しんだ結果、たどり着いた答えを書き綴っていきたいと思います!難しい論点を解説しようとはしていません。法律の資格試験に合格するのに必要なことは法学の基礎基本を見極め、理解することだけです!

商法課題テスト⑤正解発表 合格は逃げない、逃げるのは自分だ

資格試験はあくまで通過点。そして、人生は短距離走ではなく長距離走

昨日のブログから「生き急ぐ」をテーマにしています。「生き急ぐ」人は、向上心や行動力があるので、のんびりしている人よりも人生の展開は早いと思います。ただ、その「スピード感」と「もたらされる結果」は必ずしも比例しません。焦って行動する分その質が下がってしまっていたり、精神的・肉体的な疲れから「ベストな頑張り」を継続できなくなってしまっていることが少なくないからです。

人は、それぞれにあった速度で進んでいくしかないのだと思います。今回は、「生き急ぐ」ではなく、自分合った速度で着実に進んでいくためのヒントをお届けしたいと思います。

 

生き急がず、着実に結果に近づくヒント

①時には勇気をもって立ち止まる

結果を出すためには「気付く」ことが必要です。不安から逃れられず「生き急ぐ」ことを選んでしまうかもしれませんが、自分の制御できる範囲を超えるスピードで動いていれば、見えるものも見えなくなります。

急がば回れ」ということわざもあるように、急いで進むだけが結果につながる唯一の道ではありません。時に立ち止まり、顔を上げ、現状を顧みる時間を持つ「勇気」が必要です。

 

②色々な価値観に触れる

予備試験・司法試験合格者の過去を紐解いていくと、本当に千差万別な人生があることがわかります。さらに、予備試験・司法試験に合格はできなかったものの、違う道で充実した毎日を過ごしている人も実際にいらっしゃいます。

合格に向かって猪突猛進するだけが「正しい合格戦略」ではないことに気付くと、思わぬ形で壁を破れるかもしれません。

 

③「今この瞬間」を大事にする

生き急ぎの原因は、過去の失敗・栄光、未来への不安など、本来自分ではどうにもできない部分に気を取られてしまっていることにある場合があります。

今は、今だけでなく過去・未来とともに成り立つものなので、過去を振り返り、未来をイメージすることも時に必要だと思います。ただ、言うまでもなく、一番大切なことは「今を生きること」です。過去や未来にとらわれすぎて、あるがままの「今」を見られなくなっていませんか?

 

④100段抜かしを目指さない

法学習は、階段を一つ一つ上っていくようなものです。その歩みのスピードは違えど、その道程は皆同じです。しかし、人とスピードが違うことに焦った人は、しばしば何段か間を飛ばして上っていこうとしてしまいます。転んでけがをしたり、階段から転げ落ちてしまったら、当然頂上にたどり着くのに時間がかかります。

どうか心に余裕を持って一つ一つの段差を確認しながら上ってください。一つ一つの段差は少し頑張ればクリアできる程度のものだと思います。

 

⑤感情に振り回されない

仏教の教えによると、感情は、真の自分自身とは異なる存在です。あせりや不安といった感情に振り回されている「自分」をまずはきちんと見つめる必要があります。

不必要に生き急いでも疲れるだけです。自分の行動を感情に決められてしまっていないか。自分の真意に沿った意思決定が出来ているか。それが確認できれば、努力の歯車はかみ合ってくるはずです。

 

それでは、商法課題テスト⑤の正解と出題者の一言です。

まだ問題を見ていないという方は、こちらから!!

 

 

abproject.hatenablog.jp

 

 

 

問1→○

(出題者の一言)会社の機関に関する定めは、覚えてしまえば短答式試験で確実な得点源になります。また、論文式試験においても機関の理解が十分な受験生は、そうでない受験生に比べ問題理解度が高い傾向があります。面倒ですが、大事な分野だと思います。

 

問2→×

(出題者の一言)条文の定め・趣旨からどうするべきか考えてほしいと思います。ある行為の効果を事前に予測し、「その効果から逆算して」法解釈をすること(あるいはその妥当性を判断すること)は、しばしば用いる手段です。例えば、刑法とか・・・。

 

問3→×

(出題者の一言)問1と同じく機関に関する問いになっています。機関設計を覚える時は、その目的も合わせて覚えるようにすると、覚えやすくかつ「会社」というものに対する理解も進むと思います。

 

問4→×

(出題者の一言)条文解釈は趣旨からすることもできますが、他の条文との対比によって導ける場合もあります。監査役の任期の規定と合わせて、ぜひ取締役の任期の規定もチェックしてほしいと思います。

 

問5→×

(出題者の一言)「監査委員とは」が問題になる問いです。一つ一つのワードの意味を正確に暗記・理解することは、地味な作業で一見遠回りに見えます。が、ある地点を超えて飛躍していくためには、避けて通れません。そして、合格にたどり着くには、ある地点を超えて飛躍する段階が来なければなりません。

 

次回商法課題テスト⑥は2020年12月18日予定です。

テスト範囲は以下の通りです。

21・株式による資金調達

・募集株式の発行等とは

・募集株式の発行とは

・自己株式の処分とは

・募集株式の発行等の手続とは

・株式の割当方法

・株式の有利発行とは

・募集事項の通知と公告とは

・募集株式の発行等をやめることの請求とは

・新株発行無効の訴え及び不存在の確認の訴えとは

・自己株式処分の無効の訴え及び不存在の確認の訴えとは

・募集新株予約権とは

・募集新株予約権の発行手続きとは

・募集新株予約権の行使方法とは

・募集新株予約権の有利発行とは

・募集新株予約権の募集事項の通知と公告とは

社債とは

社債の発行手続きとは

社債管理者とは

社債権者集会とは

・募集新株予約権の発行をやめることの請求とは

 

課題テストの添削指導申込みはこちらから!

coconala.com

リピーター続出の予備試験・司法試験の過去問添削指導はこちらからお申込みいただけます。

coconala.com

coconala.com