予備試験に合格した私だから伝えられる!法学の基礎基本!

予備試験・司法試験の合格を目指していた私が法学の基礎基本とは何か…ということに悩み苦しんだ結果、たどり着いた答えを書き綴っていきたいと思います!難しい論点を解説しようとはしていません。法律の資格試験に合格するのに必要なことは法学の基礎基本を見極め、理解することだけです!

刑法課題テスト⑤ 下積みという言葉は嫌いだ

いつの時も世界のど真ん中に立っている気持ちで

下積みとは、「自分の能力を発揮できないまま低い地位や立場にあること。またその人。」のことを言うそうです。

私も長らく予備試験に合格できない日々が続いたので、受験生活の中ではいわゆる「下積み生活」は長いかもしれません。でも、下積みという言葉はあまり使いたくないです。

 

上とか下とかいう感覚がそもそも嫌いです。「予備試験・司法試験に受かったら、上なのか?」と思います。「自分は出世した。上がってきたんだ。」と思う自分にはなりたくありません。ただ自分が「おもしろそう」「もっと知りたい」「もっとできるようになりたい」と思うものに純粋に向き合い続けていられたらいいなと思います。

その過程で自分の立場や周りの環境の変化が伴うかもしれませんが、それはあくまで「事実」としての変化であって、上とか下という「評価」は、また別物です。何事も純粋にありのままの「事実」をとらえられる人でいたいと思います。

 

刑法を含む法律を適用する際は、「事実」を法律に沿って「評価」する作業が延々と続きます。「事実」と「評価」を区別できていない答案は、客観的事実を的確に分析する視点に欠けます。法律答案として失格です。

合格に至る長い道のりは、本当に下積みでしょうか。自分以外の誰かにそう言われても別に構いませんが、私自身は、「下」だとは評価しません。人間皆平等で、人間皆世界の中心に立っているのだと思います。

何も恐れず、堂々と自分の学びを追求してけばいいと思いますし、予備試験・司法試験は、単なる通過点です。上にも下にもいかない、真っすぐの道があるだけではないでしょうか。

 

刑法課題テスト⑤の問題は、下記の通りです。

 

注意書き

 ・参照可六法等

 ・制限時間なし

 ・解答は記述式

 ・記述の構成要件→①正誤条文の適示問題となる要件問題の所在

 5問中4問正解で合格

 

 甲が傷害を負わせる意思なくVの顔面を手拳で殴打したが甲の意に反して当該殴打によってVが傷害を負った場合及び甲がVの髪を同人が寝ている間に無断で切って短くした場合判例によればいずれも甲には傷害罪が成立する

正誤

理由付け

 

 甲は自動車の運転免許を取得したことも運転経験もなくハンドルブレーキ等の運転装置を操作する初歩的な技能もなかったのに自動車を走行させたため自車を対向車線に進入させ対向車に衝突し同社の運転者を死亡させたこの場合甲に重大な過失があることは明らかであるから狭義の刑法に定められる重過失致死罪が成立する

正誤

理由付け

 

 甲がVを多数回にわたって手拳で殴打したり足蹴にしたりする暴行を加えその場を立ち去った直後偶然通りかかった乙が倒れているVに対して更に手拳で殴打したり足蹴にしたりする暴行を加えたこれらの暴行による傷害によってVは死亡したがその死因となった傷害が甲乙いずれの暴行によって生じたものかは不明であったこの場合甲乙それぞれに傷害罪が成立するにとどまる

正誤

理由付け

 甲が被害者V自身に首をつらせて死亡させたという事例では自殺関与罪の成否のみならず殺人罪の成否も問題となり得るこの場合被害者の意思決定過程に重大な瑕疵があればたとえ被害者が自殺を決意していても殺人罪の成否を問題とするのが判例の立場である

正誤

理由付け

 

 判例によると医師が堕胎を行い出生した未熟児が死亡した場合同未熟児については常に医師に保護する責任が生じるから保護責任者遺棄致死罪が成立するなお保護責任者遺棄致死罪を検討する場合殺人罪を検討する余地はない

正誤

理由付け

 

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