刑法の攻略法をお伝えします(ついでに民法のポイントもお伝えします)
論文の書き方を身につけたいなら刑法から始めるのがお勧め!!
なぜ刑法から始めるのがお勧めかと言うと、刑法は、その構造がとても固定的だからです。構成要件・違法性・責任のそれぞれのパートをクリアした時だけ犯罪が成立するという考え方が基礎になっていて、そこに例外はありません。また、罪刑法定主義を基礎としているため、必ずどこかの条文からスタートし、そこに例外はありません。
そのため、
・条文を使う練習がしやすい
・基本的な解き方が同じなので、答案の型を身につけやすい
というメリットがあります。
条文を使うという作業は、どの科目でも同じですから、刑法を通じて身につけた条文との親和性は他の科目でも生かされます。また、答案の型は、各科目ごとに違うように見えますが、本質的には変わりません。従って、刑法を通じて答案の型を学べば、全科目について論文答案を書くための「始めの一歩」を修了したと言えるでしょう。
下記は、過去の記事ですが、刑法の攻略法について書いたものです。ぜひ参考にしてみてください。当たり前のことしか書いていないと思われるかもしれませんが、刑法の問題は、「当たり前のことをやるだけ」なので悪く思わないでください。
刑法の司法試験過去問で添削指導を受けてみたい方へ!!
刑法の予備試験過去問で添削指導を受けてみたい方へ!!
さて、今回は、来週から始まる刑法課題テスト直前ということで刑法をテーマに話をするつもりだったのですが、今週月曜まで行われていた民法課題テストを始める際、民法の攻略法について書くのを失念しておりましたので、ここに掲載したいと思います。
民法って本当に難しいですよね。条文が多いわけですから、勉強範囲は広くなるのは当然です。民法攻略への第一歩は、「民法の構造的把握」です。
ある一つの条文を適用するだけで答えが出せる問題はまだ初級レベルです。レベルが上がってくると、横断的に条文を見つけ、適用しなければならないこともあります。民法攻略への入り口になる話です。
類推適用とか、信義則とか、言葉を使ってみたくなるのはわかるのですが、正しく使えないと民法攻略とはいきません。添削指導をしていると「今年の司法試験(予備試験)合格を目指してます」というレベルの人でも、「うん!?」というときがあります。当たり前すぎてあまり解説されないテーマなのでぜひ読んでください。
法学系の資格試験の問題を色々解いてみるのは勉強になると思います。同じ知識でも問われる角度が違っていたりするので、既知の知識でも新たな視点で学ぶことができます。下記は、宅建の過去問を解いてみたものです。日々の添削指導には遠く及びませんが、問題解説も少し載せています。
宅建過去問解いてみたシリーズの続きです。旧民法に従って解説してますのでご注意ください。「短答でも論じたい」という気持ちは今でも全然変わっていません。
短答過去問を通じて法学基礎力を身につけたい方へ!!
ー論文攻略のカギは、演習量にアリー
基礎はABprojectにお任せあれ!後は、LECで!!
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