予備試験に合格した私だから伝えられる!法学の基礎基本!

予備試験・司法試験の合格を目指していた私が法学の基礎基本とは何か…ということに悩み苦しんだ結果、たどり着いた答えを書き綴っていきたいと思います!難しい論点を解説しようとはしていません。法律の資格試験に合格するのに必要なことは法学の基礎基本を見極め、理解することだけです!

予備試験・司法試験の論文式試験攻略のポイント 目の付け所を理解する

論点を抽象化すると一定の法則性が見える!

 

さて今回は、予備試験・司法試験の論文式試験攻略のポイントをお伝えしようと思います。論文式試験攻略において大事なことは、ズバリどんな問題が出題されても「それなりに」書ききることです。

論文式試験が苦手な受験生の共通点として、「完璧」を目指しすぎるという点があります。そもそも、超難関試験である予備試験・司法試験の問題ですから、100点がとれるような簡単な問題が出るわけがありません。合格ラインも100点満点中50点を切る程度のものです。ですから、「それなり」に書ければ合格できます。よくある自滅パターンは「それなり」以上の答案を書こうとして、途中答案になったり、知識の裏付けがない論述でミスを連発したりするパターンです。まずは、この点を注意しましょう。

ちなみに「それなり」ってどれくらい?という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、その点はぜひABprojectの添削指導を通じて合格者に必要な「感覚」を養ってください。詳しくは下記リンクから。

 

abproject.hatenablog.jp

 

coconala.com

 

coconala.com

 

ここからが本題です。コンスタントに「それなり」の答案を書き続けるためには、その問題に対して「何を答えればいいのか」が分からなければいけません。そのために、皆さんは膨大な法知識をインプットするという何とも心が折れる作業をするわけです。

ですが、ここで大きな勘違いをする人がいます。「合格者は基本知識が正確だ」という指導者の話を鵜呑みにしてとにかくたくさんの知識を記憶しようとする人です。これは必ずしも正しい勉強法とは言えません。確かに正確な知識が豊富であることは大きな武器になりますが、それは受験勉強の中盤から終盤にかけてすべきことです。

 

まずすべきことは、法律問題を解くのにどのような情報が必要で、どのようなタイプの問題にどのような情報を使うのか、ということを理解することです。この分析なくインプットを継続することは、武器の使い方を知らないまま武器の数だけ増やすという非効率的な勉強法です。使い方を知らない武器を持っていても動きづらくなるだけです。

逆にこの分析から始めると、知識を整理しながらインプットを進められますし、法律問題がある程度パターン化していることを理解できます。それはつまり法律学習に「予測可能性」が生まれてくるということです。

短期合格者の特徴として「一歩先を読める」というものがあります。目の前に現れた法律問題がどういう展開で結論に向かうのか、今読んでいる項目の知識は実際の問題でどう使われるのか、「予測」しながら勉強できるから無駄なく合格に向かっていけるのですね。タイトルにある「目の付け所を理解する」とは「予測」がキーワードであると言えるでしょう。全体像を把握するというのも同じ趣旨と言えるでしょう。

 

法律問題を解くのに必要な情報をわかりやすく概説したのが「法学のコンパス」です。わずか数ページですが、あらゆる法律問題が結局この数ページのどこかに帰着するというから驚きです。ぜひ一度ご覧ください。

coconala.com